
山本美月と栗山千明が初共演となるドラマ「おとなになっても」が、4月26日(土)よりHuluで独占配信される。
志村貴子の同名漫画をドラマ化した本作。小学校の教師で既婚者の綾乃(山本)は、久しぶりに立ち寄ったダイニングバーで朱里(栗山)と出会う。話をするなかで惹かれあったふたりは...。
「あなたは私の何ですか。この気持ちは何ですか」と、自分の気持ちに動揺し、葛藤する綾乃と朱里。ふたりはどうなってしまうのか――。
今回は主演を務める山本にインタビューを実施。本作についてはもちろん、「大人になったな」と思う瞬間、「まだまだ子供だな」と思う瞬間についても聞いた。

――もともと志村先生の作品のファンだったという山本さん。志村先生が描く世界に触れて感じた作品の魅力や、演じていて楽しかった瞬間を教えてください
「志村先生の作品に流れている空気感が好きで、台詞のない間(ま)が、とっても心地良いんです。漫画では、そこで登場人物がどういう動きをしているのか詳しくは描かれていないので、実際に演じるときは、自分で考えなきゃいけない。その台詞のないシーンでのちょっとした目の動きや、行動などを考えながら演じるのがすごく楽しかったです」
――本編では詳細に描かれていませんが、山本さん演じる綾乃は、栗山さん演じる朱里のどんなところに惹かれたと思いますか?
「なんでしょうね...本能で惹かれたような描き方ではありますけど、原作の一読者としては、自分とまったく違う"自分を持って生きている"その姿がカッコいいと思ったのかな、と思いました。
でも、演じるなかで、それをはっきり感じたわけではないですし、そこは綾乃ちゃんと朱里さんにしかわからないことだと思います。一緒にいるうちにさらに好きになった...というのはあると思うんですけど、ふたりは出会って間もないわけで、ほんの一部の姿しか見えていないですからね。一目惚れみたいなところはあったと思います」

――綾乃を演じながら「じつは、このキャラクターってこんなところがあるんじゃないか」と思ったことはありますか?
「原作を読んだときは、綾乃ちゃんの言動に対してもどかしくて、たまにイライラしちゃうこともあったのですが、いざ演じるとなると自分自身のことになるから好きになっていくんですよね。綾乃ちゃんは本能的に動いてる部分もあるけど、ものすごくしっかり考えているし、人のことを思いやってる子なんだな、というのは思いました」
――実際に演じたからこそ印象が変わったんですね
「今までもそうなのですが、演じるとその役のことを好きになってしまうんです。なので、ちょっと贔屓して見ちゃってる部分もあるかなって思います(笑)」

――撮影現場の雰囲気を教えてください。栗山さんとはどんなお話をされたのでしょうか?
「栗山さんとは漫画やアニメの話をよくしていました。スタッフさんたちもみんな明るくて優しくて、本当に仲のいい素敵な現場でしたね」
――撮影期間のなかで思い出に残っているシーンはございますか?
「朱里さんと海に行くシーンがあるんですが、すごくキラキラしていて印象に残っています」

作品情報
Huluオリジナル「おとなになっても」
配信日:4月26日(土) 毎週土曜日に最新話更新(全12話)
初週 1〜2話を配信、以降毎週1話ずつ配信
原作:志村貴子
出演:山本美月
濱正悟
桐山漣 河北麻友子
錫木うり 樋口日奈 織田梨沙
野口かおる 田中直樹
麻生祐未
栗山千明
※桐山漣さんの「漣」は、しんにょう点ひとつです。
・原作:志村貴⼦『おとなになっても』(講談社「Kiss」所載)
・監督:兼重淳、定⾕美海
・脚本:灯敦⽣、丹保あずさ、合⽥純奈
・コピーライト:(C)志村貴子/講談社 (C)HJホールディングス
・Hulu 配信ページ:https://www.hulu.jp/even-though-were-adults
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