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鈴木亮平の誠実さを宿した真っ直ぐな目が役に説得力を与えたドラマ「テセウスの船」

俳優

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現在公開中の映画「花まんま」で有村架純と兄妹役を演じている俳優・鈴木亮平。体型まで操るストイックな役作りで知られる鈴木は、その役への探求心と演技力で、数々の役に息を吹き込んできた。

そんな鈴木が2020年に出演したのが、竹内涼真主演のドラマ「テセウスの船」だ。

竹内涼真と鈴木亮平が親子を演じた「テセウスの船」
竹内涼真と鈴木亮平が親子を演じた「テセウスの船」

(C)東元俊哉/講談社 (C)大映テレビ/TBS

平成元年に起きた「音臼村」での連続殺人事件の犯人・佐野文吾(鈴木)の息子として生まれ、31年間息をひそめるように生きてきた主人公・田村心(竹内)。唯一の理解者だった最愛の妻・由紀(上野樹里)を出産時の不慮の事故で亡くし、絶望の淵に陥った心だったが、生前の由紀からの「冤罪を訴える佐野文吾を信じてほしい」という言葉をきっかけに、父の事件と向き合うことを決意する。
そんな中、事件後に廃村となった音臼村の跡地を訪れた心は、突然霧に見舞われ、気が付くと事件直前の1989年にタイムスリップしていた。事件前の音臼村で自身の家族に出会った心は、現代とは対照的に笑顔に溢れた母や姉兄を見て、事件が起きないように過去を変えることを決意する...。

2020年の現代と1989年の事件当時が交差する本作。鈴木が演じたのは主人公・心の父で、音臼村の駐在警察官・佐野文吾。父親が殺人犯という理由で、幼い頃から家族と共に苦しみながら生きてきた心は、タイムスリップした先で文吾に出会った当初は、文吾に対して嫌悪や疑惑を向ける。しかし、文吾が自分の命を顧みずに村の子どもを救おうとする姿を見て、彼の警察官として、そして人としての正義感と誠実さに触れて、心も心の底から"文吾が殺人犯なわけがない"と思うように。"佐野を殺してでも過去を変えたい"と思っていた心だったが、「あなたに生きていてほしいんだ」と文吾に切実な言葉を向ける。

■"信じたくなる人"、佐野文吾を体現した鈴木亮平

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放送情報【スカパー!】

テセウスの船
放送日時:2025年5月26日(月)18:00~[#1~#5]、5月27日(火)18:00~[#6~#10]
チャンネル:TBSチャンネル2 名作ドラマ・スポーツ・アニメ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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こちら

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