木村文乃田中樹がタッグで魅せる!本格的なアクションや殺陣の稽古をして挑んだサバイバルスリラー

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「連続ドラマW I, KILL」
「連続ドラマW I, KILL」

これまでサスペンスやミステリーを中心に良作ドラマを生み出してきたWOWOWと数多くの時代劇を製作してきた歴史ある松竹・松竹京都撮影所。この両者がタッグを組んだ完全オリジナルの大型企画「連続ドラマW I, KILL」が、5月18日(日)からWOWOWでの放送・配信開始を控え、話題を集めている。

本作は"群凶"と呼ばれる謎の怪物がはびこる鎖国前夜の日本を舞台に壮絶なサバイバルが繰り広げられる"歴史スペクタクル×サバイバルスリラー"。噛み砕けば、時代劇をベースにしたゾンビ作品だ。

実力派俳優と気鋭のクリエイターが集結した「連続ドラマW I, KILL」
実力派俳優と気鋭のクリエイターが集結した「連続ドラマW I, KILL」

天下分け目の関ヶ原の戦いから35年。徐々に平和を取り戻しつつあった日本に突如として人を喰らう謎の化け物"群凶(Gun-kyou)"が出現する。幕府は密かに討伐隊を送り、この事実を隠蔽していた。そんな騒ぎを知らない宿場町・多胡宿で、医師・源三郎(高橋克実)の助手として血のつながらない娘・トキ(田牧そら)を育てるお凛(木村文乃)は、薬をもらうために遠く離れた村を訪れたところ群凶に襲われ...。

一見相容れないジャンルを組み合わせた意欲作を作り上げるにあたり、スタッフもベテランから新鋭まで実力者が勢揃い。映画「正欲」(2023年)など、社会的抑圧や差別の中で生きる女性を描いた作品を多く生み出してきた港岳彦をはじめ、ばばたくみ、川滿佐和子が脚本を担当する。

さらに、「ゴーストマスター」(2019年)のヤングポール監督と松竹京都撮影所でキャリアをスタートさせた服部大二監督が監督を務め、特殊造形に「シン・ゴジラ」(2016年)などの百武朋、美術に「最後の忠臣蔵」(2010年)などの時代劇を手掛けてきた原田哲男...と、各ポジションに適切な人物が配されている。

キャストにも豪華な俳優陣が名を連ね、忍びだった過去を隠しながら生きる主人公・お凛を演じるのは木村文乃。苦々しいトラウマに苛まれる険しい表情から覚悟を決めた佇まいまで、影を背負いながらも子どもを守るために必死に戦う繊細かつタフな女性像を浮かび上がらせる。

「連続ドラマW I, KILL」
「連続ドラマW I, KILL」

一方、人の意識を持ったまま群凶になってしまった"半群凶"の男・士郎を演じるのは、SixTONESの田中樹。自分が何者なのかを知るために旅をする青年で、忌み嫌われ幽閉されていた悲しみや過去を持たない苦しみを抱えるダークなキャラクター像をうつろな眼差しや静謐な声のトーンで表現する。

旅を続ける道中に出会い、物語を大きく動かしていくお凛と士郎。壮絶なサバイバルを繰り広げることになるこれらのキャラクターを演じる上で、木村と田中はクランクインの約2ヶ月前から本格的な殺陣の稽古を繰り返して撮影に臨んでおり、キャラクターに説得力を与える迫力抜群のアクションも見応えがありそうだ。

2人以外にも、お凛が身を寄せる診療所の医師を演じる高橋克実や、幕府が組織した群凶討伐衆を率いる剣客役の山本耕史、冷徹な忍びの頭領を演じた富田靖子、「SHOGUN 将軍」(2024年)の藤役で脚光を浴びた穂志もえかなど、脇を固める役者たちも実力派ばかり。

世界を見据える作品として実力派俳優と気鋭のクリエイター、そして伝統の松竹京都撮影所の一流職人がコラボレーションを果たした「連続ドラマW I, KILL」。ダイナミックかつ心揺さぶる物語や迫力に溢れるアクションが繰り広げられるとのことで、どんな作品に仕上がっているのか今から楽しみでならない。

文=HOMINIS編集部

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放送情報【スカパー!】

連続ドラマW I, KILL
放送日時:2025年5月18日(日)22:00~
※毎週(日)22:00~
チャンネル:WOWOWプライム
※放送スケジュールは変更になる場合があります
※WOWOWオンデマンドで配信

詳しくは
こちら

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