人気PCブラウザ&スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」は2015年のサービス開始以来、"刀剣女子"という造語ができるほどの社会現象となり、2016年に初めてストレートプレイ版が舞台化。脚本・演出に末満健一を迎えて上演された舞台は大きな話題を呼んだ。その他にもミュージカル化やアニメ化など多方面に展開し、その勢いはとどまることを知らない。
名だたる刀剣が戦士の姿になった"刀剣男士"が、歴史改変を目論む"歴史修正主義者"から歴史を守る。そんな舞台『刀剣乱舞』のシリーズ第三弾が、今回TV初登場となる「舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜」だ。注目のキャストは、三日月宗近(みかづきむねちか)役を『弱虫ペダル』など数多くの2.5次元舞台に出演する鈴木拡樹、山姥切国広(やまんばぎりくにひろ)役を昨年『初恋モンスター』で舞台初主演を果たした荒牧慶彦、大倶利伽羅(おおくりから)役を「クズの本懐」などTVドラマでも活躍する猪野広樹が演じる。さらに、ミュージカル『薄桜鬼』などに出演する注目の若手・東啓介が燭台切光忠(しょくだいきりみつただ)役、橋本祥平が太鼓鐘貞宗(たいこがねさだむね)役など、実力派が勢ぞろい。
描かれるのは、ある本丸での物語。主(あるじ)の命により延享四年への調査任務に赴いた大倶利伽羅と歌仙兼定(かせんかねさだ)は、任務先で仲違いをしてしまう。顕現したばかりの太鼓鐘貞宗(たいこがねさだむね)たちは、2人の仲直りを計画する。一方、悩みを抱え閉じこもる小夜左文字(さよさもんじ)のため、近侍である山姥切国広は心を砕く。揺れ動く本丸を静かに見守る三日月宗近と、その真意を探る鶴丸国永(つるまるくになが)。
そんな刀剣男士たちが出陣したのは慶長五年(1600年)。繰り広げられていたのは、天下分け目の大戦「関ヶ原の戦い」だった。徳川家康率いる東軍と、毛利輝元、石田三成らが率いる西軍とが大激突。その裏で明かされるのは、天下人への夢を抱き続ける伊達藤次郎政宗と信義の絆で結ばれた盟友・細川与一郎忠興との縁(えにし)。果たして、政宗が天下人となることは見果てぬ夢なのか。物語が結末にたどり着いたとき、タイトルに「暁の独眼竜」と名付けられた意味を知るに違いない。
文=おーちようこ
放送情報
舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺~再演~
放送日時:2018年6月23日(土)18:00~
舞台『刀剣乱舞』密着スペシャル(前篇)(後篇)
放送日時:2018年6月23日(土)20:30~
舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜
放送日時:2018年6月23日(土)21:30~
チャンネル:日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ
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