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ドラマ制作会社で助監督として働いている涼は、ひょんなことから監督に抜擢される。しかし、大事な初演出でどうしても許せないセリフがあり、勝手にセリフを変更した結果、脚本家と対立し、あっさりと会社を辞めてしまう。幼いころに母は離婚し、その母も今は家を出ているため、生活費は姉妹だけで稼がなければならない...それなのに、思ったことをすぐに口にし、ぶつかり、後先考えずに最悪の状況を招いた涼に、恵は激怒し、芽は開いた口が塞がらない。そんなこんなで一刻も早く仕事を見つけなければならず、涼はかつて目指していた脚本家の道を目指し、ベテラン脚本家・大平かなえ(筒井真理子)のアシスタントに。そのころ偶然再会した幼なじみ・行城律(一ノ瀬颯)に励まされながら脚本家としての一歩を歩み始める。一方、"愛する人との幸せな結婚"を夢見る長女の恵はハローワークの窓口で相談員として働き、一見安泰のように見えるがその実、非正規社員という立場上、職場では肩身の狭い思いをし、モラハラ彼氏・小川大河(渡辺大知)には結婚をはぐらかされ、言いくるめられてしまう日々。また二股をかけられた彼氏と別れたばかりの四女の芽は、服飾専門学校で出会ったミステリアスなクラスメイト・沼田灯司(深田竜生)が気になる存在に。そして三女の衿は姉妹にも言えない秘密を抱え失踪中で今、どこで何をしているのか...。四姉妹それぞれが日々、壁にぶち当たり、乗り越え、一回りも二回りも成長していく。
「口は災いの元」、そんな座右の銘を心に刻む涼。だけどどうしても納得いかないことには我慢ができず、反論してしまう...。真っ直ぐが故の不器用さで猪突猛進な主人公を見事に演じ切っている堀田。

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仁村も畑芽も長濱も、キャラクターの違う四姉妹をみずみずしく、生き生きと表現し、生きづらさを感じる様々な人に共感を得られる人物像を作り上げている。1話より2話、2話より3話と物語が進むにつれ、四姉妹を知れば知るほど、彼女たちが魅力的に見えてくる。彼女たちそれぞれがどんな決断をくだすのか、どんなハッピーエンドを迎えるのか、ドキドキワクワクの展開を楽しんでいただきたい。
文=石塚ともか
放送情報【スカパー!】
若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―
放送日時:2025年6月22日(日)8:00~
放送チャンネル:日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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