「必ず、ホシを挙げる!」と、内藤剛志の名セリフが心地よい!大富豪殺しを追う「警視庁・捜査一課長スペシャル7」

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警視庁の花形部署である捜査一課のトップを主人公とする、内藤剛志主演の人気シリーズ「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系)。ノンキャリアの叩き上げにして、400名以上の精鋭刑事を統率する重要なポストを担う大岩純一課長をはじめ、個性豊かなレギュラー刑事の活躍を鮮やかに描き出す。2012年に「土曜ワイド劇場」枠で放送開始され、人気を受けて2016年に連続ドラマ化した。連ドラとしては、シーズン6まで続いており、スペシャル版も2024年までに計10作が放送された。

大岩純一(内藤剛志)と共に捜査を開始する高井智代子(宮崎美子)と新人刑事・平野啓司(堀家一希)
大岩純一(内藤剛志)と共に捜査を開始する高井智代子(宮崎美子)と新人刑事・平野啓司(堀家一希)

⒞テレビ朝日・東映

今回は、数あるラインナップの中から、2019年12月に放送された「警視庁・捜査一課長スペシャル7」をご紹介したい。

■"大富豪"らしからぬ不自然な遺体に隠された謎とは?

大富豪として知られるカリスマ経営者・漆原幸利(尾美としのり)が、食い逃げをして殺されたという知らせが入った。捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)らは、富豪の漆原がラフな服装を身につけていたことに違和感を抱く。大衆的な居酒屋で食い逃げをしたことも不自然だった。普段は高級スーツに身を包み、常に派手な女性たちを周囲に侍らせた派手好きな漆原のイメージとはかけ離れていたからだ。遺体の首には、凶器となった真っ赤なスカーフがまかれたままになっていた。

管理官に昇進した高井智代子(宮崎美子)と新人刑事・平野啓司(堀家一希)と共に捜査を開始する大岩。居酒屋の店主・宮沢佳代(大久保佳代子)の話では、漆原は事件直前にふらりと入ってきて、梅キュウと焼酎を注文し、ひとりで静かに飲んでいたところ、突然店を出ていったという。戻りが遅いために、食い逃げかを心配した佳代が漆原を探していたところ、遺体を発見したということだった。漆原は5年前に会社を急成長させ、強引なワンマン経営によって成功し、有名になっていた。しかし、2カ月前から突然事業の撤退縮小を行い、不信感を持つ社員もいたようだ。専務の鮫島久生(大堀こういち)によると、漆原は「女に殺される」と口走っていたらしい。漆原の派手な女性関係を洗っていた大岩たちだが、やがて捜査線上に2人の女性が浮かぶ。漆原の交際相手の一人で、ミニマリストとして有名な石波梨沙(遠藤久美子)と、かつての交際相手でリサイクルショップ店員の寺門景子(とよた真帆)。漆原の部屋にあった高級家具を処分していた石波、店に持ち込まれた凶器のスカーフを持ち出した疑いのかかる寺門。2人とも怪しかったが、そんな中で第二の殺人事件が発生する...。

■謎のメッセージ「アン肝を煮る」ってなんだ!?

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放送情報【スカパー!】

警視庁・捜査一課長 スペシャル7
放送日時:2025年6月3日(火)11:00~
放送チャンネル:テレ朝チャンネル1
※放送スケジュールは変更になる場合があります

詳しくは
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