中川大輔×桜田通×草川拓弥×EJ(&TEAM)が演じる個性豊かな4タイプ男子に翻弄される恋の行方は?田辺桃子主演ドラマ「海老だって鯛が釣りたい」
俳優

――中川さんは"沼男"という役をどう演じましたか?また、役を通して感じた"ズルさ"はありましたか?
中川「"からかい上手な人"をイメージして演じました。からかわれている側が嫌な気持ちにならない空気感を大事にして、そんな掛け合いが映像に表れていたらうれしいです。監督とも『なぜ海老子ちゃんは水沼のお店によく来るのか』を話し合って、『一緒にいて楽なんじゃないかな』という答えが出て、それが腑に落ちました。その気を遣わない2人の空気感を現場で作ることができて、楽しかったです。また、監督とは『水沼の魅力は、時々見せる哀しさ』という話もしていて、そうした表情にもこだわって演じました。水沼という役を通して、"ギャップのある人ってズルいな"と思いました。だからこそ、自分もそんなギャップのある大人になりたいという願望が芽生えました。作中で脱ぐシーンに向けて体を鍛えたので、今後も続けて、服を着ているとスラッとして見えるけど、脱ぐとしっかり筋肉がある――そんなギャップをまずは目指したいです!」

――"幼馴染"としての演技で意識したことと、草川さんにとって"長く続く関係"に必要なことはありますか?
草川「"こういう幼馴染いるよね"って思ってもらえるように、海老子との距離感を意識しました。"長く続く関係"には、やっぱり"話し合い"が大事だと思います。僕はグループ活動を10年以上やってきましたが、コミュニケーションってやっぱり大事ですね」
――EJさんは日本の連続ドラマ初出演とのことですが、出演されてみていかがでしたか?また、韓国ドラマとの違いがあれば教えてください
EJ「ドラマ出演は初めてで、とても緊張しましたが、普段からドラマや映画を観るのが好きだったので、自分が出演できることが本当にうれしかったです。初めてグループ活動以外の個人活動ということで"うまくやりたい"という気持ちが強くありました。自分がちゃんと演じられるか心配でしたが、素晴らしい共演者の皆さんの演技を間近で見て、たくさんのことを学びながら一緒に演じることができました。実際に演じてみたら、心配していたよりも楽しい気持ちのほうが大きくて、いつも現場に行くのが楽しみでした」
――EJさんが"王子様"というキャラクターを演じるうえで意識した"リアルな王子様像"とは?
EJ「海老子ちゃんが夢に見ていたような"王子様"としてジョンスが登場するのですが、どう演じればいいかが最初は分かりませんでした。なので、自分がこれまで観てきた韓国ドラマに出てくる"かっこいい人"を想像しながら演じました。ちゃんとできていたかはわかりませんが...(笑)」

――桜田さんの"鯛男"として印象的だったシーンや役の捉え方について教えてください
桜田「鯛島は見た目以上に、海老子が働く会社での上司としての立ち居振る舞いや、人間的な魅力が"鯛"だと思っています。印象的なシーンとしては、鯛島がプレッシャーを感じるとお腹が痛くなってしまうという悩みを海老子に打ち明ける場面で、それまでの彼は"後輩として海老子を放っておけない"という感覚だったのが、"本当に大切な存在"だと気づいた瞬間だったように感じました。その後の足湯のシーンでは、演じながらより海老子を大切に想う気持ちを感じることができましたね」

――最後に、海老子のように「自分に自信がないけど恋したい」と悩んでいる人に向けて、田辺さんならどんな言葉を贈りますか?
田辺「自信って、どのレベルになったら持てるんだろうって、よく思います。何かに挑戦する一歩手前で迷ったときは、『心から今の自分が好きと思える選択をしよう』と、自分に言い聞かせています。結局、"自信があるかどうか"よりも、"後悔しない選択"ができることのほうが大事なんじゃないかなと思います」
文=HOMINIS編集部
放送情報
海老だって鯛が釣りたい
放送日時:2025年7月3日(木)より毎週(木)0:24~
チャンネル:中京テレビ・日本テレビ系
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