神尾葉子による少女漫画「花より男子」。裕福な家庭に育つ生徒が多い学園に入学した貧乏な少女・牧野つくしが、カルチャーショックや学園内のヒエラルキーに頭を悩ませながらも奮闘する物語で、貧乏人と御曹司の恋愛模様を描いたヒット作だ。

1992年から2004年まで連載され、1996年～1997年にはアニメ化。そして2005年には井上真央の主演で実写ドラマ化もされた。ドラマ版も高視聴率を記録して人気を博し、その後、2007年には続編の「花より男子2(リターンズ)」が放送、2008年には、「花より男子ファイナル」のタイトルで映画も制作された。

作中で自身のことを「私は雑草のつくしだから」と鼓舞している通り、芯も負けん気も強い女子高生・つくし(井上)。"裕福じゃない"というだけでつくしに降りかかってくるさまざまな理不尽にもめげない彼女のひたむきな性格や奮闘ぶりはもちろん、つくしを取り巻く御曹司グループ「F4」の魅力も、多くの人を惹きつけた。

■学園中の憧れの的、「Flower 4、"花の四人組"」