知念英和「仲間がいてくれたから、最後まで走れた」 FANTASTICSと挑んだ異世界での闘い
俳優

映画「ガヴ・ゴジュウジャー」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 ©テレビ朝日・東映AG・東映
2024年9月より放送が始まった『仮面ライダーガヴ』は、"お菓子"をモチーフにした独自の世界観と、ヒーロー作品にとどまらない人間ドラマで注目を集めてきた。その劇場版『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』が、7月25日より全国公開中だ。
本作の舞台は、闇菓子のない異世界。かつての仲間が"赤の他人"として存在するなど、孤独にも向き合いながら、強敵に立ち向かうショウマの姿が描かれる。主題歌を担当したFANTASTICSからも4名が出演し、TVシリーズ以上のスケールで描かれるアクションと心理劇が大きな見どころとなっている。
主演を務める知念英和に、本作に込めた覚悟、FANTASTICSとの共演で得た気づき、そして"仮面ライダー"という存在が自身に与えてくれた"宝物"について語ってもらった。

映画「ガヴ・ゴジュウジャー」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 ©テレビ朝日・東映AG・東映
――"異世界"でショウマとおなじみのキャラたちとの関係性が大きく変化します。演じていてどんな新鮮さや難しさがありましたか?
「普段一緒にいた仲間たちがまるで赤の他人として接してくる。その感覚が新鮮でありながら、どこか寂しさもありました。"本当に別人なんだ"と思いながら演じていたので、自然とショウマが感じる孤独が出てきたんだと思います。だからこそ、もとの世界の絆斗・ラキアと合流するシーンは、強い安心感に包まれましたし、"今ある幸せって当たり前じゃないんだな"と、ショウマ自身が噛みしめて帰ってくるようなストーリーだと感じました。
とはいえ、異世界での絆斗とラキアのギャップ溢れる姿もすごく好きなので、皆さんにも楽しんでいただけたらうれしいです(笑)」
――TVシリーズでのセットもかなりユニークでしたね。印象に残った場所や演出は?
「酸賀の研究室です。未確認生物やエイリアンの資料が並んでいて、僕やショウマにとって非日常的な空気に満ちていました。初めてその空間で演技したとき、"ここにいてはいけない"と思うような異質感があって、とても印象に残っています」
作品情報
映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』
2025年7月25日(金)より、全国公開中!
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