大熱狂のうちに幕を閉じた映画「君がトクベツ」。幸田もも子による人気少女漫画を実写化した本作は、トラウマからイケメン嫌いになった黒髪メガネの女子高生・若梅さほ子と、アイドルグループ「LiKE LEGEND」の皇太が出会うことで始まる胸キュンラブストーリーだ。

そして9月16日からはドラマ版がスタート。映画に続いてダブル主演を務めた畑芽育と大橋和也(なにわ男子)に、作品に込めた思いや撮影秘話を語ってもらった。

――今回映画を経て、ドラマ版がスタートするとのことですが、ドラマを描くにあたって、新しく意識したことはありますか？

畑「ドラマの冒頭は、映画の振り返りがあったり、映画の中のシーンを抜粋して、皇太視点でストーリーが描かれたりしているのですが、3話目以降は、2人が成就した後のデートプランや、幸せな様子が描かれています。ただ、映画とドラマを同時進行で撮影していたので、どちらのシーンを撮っているのか混乱することもありましたが、2人がカップルになる前と後のお芝居にメリハリをつけることを意識して、撮影に臨みました」

大橋「僕は映画版よりも、ドラマ版のほうがかなりアドリブが多かったなという印象を受けました。ドラマ版の撮影の時にカメラを渡されて、スタッフさんが誰もいない状況で、ライクレだけで撮ったこともあって。結構ドラマって自由度高いんやなって楽しみましたね」

――映画館に足を運んだ人はもちろんですが、たまたまテレビをつけた人が見るのはドラマの魅力かなと思っています。改めて「君がトクベツ」ってどんなところが魅力でしょう？

大橋「まず、アイドルが恋愛するっていう、なかなか見れないシチュエーションを楽しめるというところが魅力かなと思っています。それに恋愛だけじゃなくて、一人ひとりの感情やストーリーが描かれているので、ドラマ版では、さらにいろんなキャラを好きになってもらえるんちゃうかなと思いますね」

畑「シチュエーション自体が夢物語のような作品ですからね。きっと、何もかもが輝いて見えるのではないかなと思っています。事務所の垣根を越えて集まったメンバーたちがいて、素敵な楽曲を披露する機会もあって、画面がキラキラし過ぎていて見どころが止まらないので、映画を見逃してしまったという方でも、ぜひドラマからご覧いただきたいです」