市原隼人が海外で刺激を受け、日本の良さを再発見する魅力とは?【#推シゴトーク】

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市原隼人が熱く語る、“推し”はいったい…?
市原隼人が熱く語る、“推し”はいったい…?

2025年10月24日(金)より公開中の映画『おいしい給食 炎の修学旅行』で主演を務める市原隼人。

2001年に映画『リリイ・シュシュのすべて』で俳優デビュー後、『WATER BOYS2』や『ROOKIES-卒業-』など数々の話題作で主演を務め、熱血的な役柄で人気を博す。近年ではドラマ・映画『おいしい給食』シリーズでのコミカルな演技も話題に。

今回は、そんな彼の"推し"ているものについて語ってもらった!

旅好きな市原隼人が日本の良さを再発見する理由
市原隼人が日本の良さを再発見する理由

――最近ハマっている"推しているもの"があれば教えてください

「旅が好きです。ずっといろんなところに旅に行きたい。やっぱり価値観が違うことを確認できるので。日本でダメと言われることも、海外に行けば真逆のこともありますし。日本の中でも、ちょっとした価値観とか文化とか歴史の違いによって空気感が変わってきて、人の見方やコミュニケーションの仕方が変わってくる感じがすごく大好きで、旅はよく行きます」

――今までで特に刺激的だった国はありますか?

「インドはすごかったです。よく"概念がゼロになる"と言われますが、ガンジス川の目の前でご遺体を火葬されていて。街中を普通に(ご遺体を)運んでいらっしゃるのですが、その時に落ちた足とか手を10歳にならないぐらいの子供が拾ってポンってのせていたりして、『ああ、命ってなんなんだろう...、亡骸とはなんだろう...』と考えさせられました。

『エンターテイメントは素晴らしいな』と思ったのは、アメリカ・ニューヨークでした。20代前半の時にブロードウェイで毎日舞台を観ていた時が非常に刺激的で、全く英語も喋れないのですが、隣の全く知らない方とたくさん笑い合えたりして。そんな空間がすごく好きでした。

そして、全てを見て、『結局日本が好きだな』と思うんです(笑)。『自動販売機があるって、なんて安全な国なんだろう』とか、頭を下げる文化や、譲り合える精神や、昔からずっと変わらない日本人が持っている思いやりは本当に素敵だと感じます。

いろんな海外に行くとすごく刺激を受けて楽しいのですが、帰国するたびに自分の生まれた場所の良さに改めて気づき、『和食って美味しい』『味噌汁がこんなに美味しいなんて!』『出汁の文化って最高だな』って。とにかく海外から帰ってくると味噌汁とお茶が飲みたくなります(笑)」

――食は大事ですよね

「和食は世界にとっても、人間にとっても財産だと思います。いろんな旅を通して、自分の生まれた国も、日本人であることもより好きになります」

映画『おいしい給食 炎の修学旅行』より
映画『おいしい給食 炎の修学旅行』より

(C)2025「おいしい給食」製作委員会

文=HOMINIS編集部 撮影=MISUMI

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あの芸能人の“推し“を公開中!
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公開情報

映画『おいしい給食 炎の修学旅行』
2025年10月24日(金)新宿ピカデリーほか全国公開中
出演:市原隼人 武田玲奈 田澤泰粋 栄信 田中佐季
片桐仁 いとうまい子 赤座美代子 六平直政 高畑淳子 小堺一機
監督:綾部真弥 製作総指揮:吉田尚剛
企画・脚本:永森裕二 プロデューサー:岩淵規
企画・配給:AMGエンタテインメント
(C)2025「おいしい給食」製作委員会

詳しくは
こちら

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