凛とした美貌と圧倒的な存在感で知られる俳優・沢口靖子。彼女の代表作として知られているのが、1999年より放送されているTVドラマ「科捜研の女」シリーズだ。京都府警科学捜査研究所、通称"科捜研"の法医研究員・榊マリコの活躍を描く科学捜査ミステリーで、現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続けてきた歴史ある作品。初期シーズンでは、マリコとその家族や、犯罪被害者とのエモーショナルな心の交流を描いた人情ドラマ的要素もあったが、歴史を重ねるごとに、硬派な科学捜査ミステリーにシフトチェンジ。シリーズ第22弾となった「科捜研の女(2022)」は、よりスタイリッシュで、よりハイクオリティーな大人の科学ミステリーに仕上がっている。
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初回2時間スペシャルとして放送された第1話は、公園で男性が焼死した事件からスタート。現場に駆けつけたマリコ(沢口)は、長年の相棒でもある京都府警刑事・土門薫(内藤剛志)から、"ベンチに座った瞬間、被害者の身体から火が噴き出した"という目撃情報を聞く。周囲に火の気はまったくなく、なぜこんな事態が起きたのか戸惑うマリコや科捜研のメンバーたち。そんな中、着任したばかりの新しい物理研究員・君嶋直樹(小池徹平)から、被害者は君嶋の元上司で、"京都環境生態研究センター"、通称"環生研"の所長・奥崎譲(小宮孝泰)だという事実が明かされる。
捜査が進むにつれ、奥崎の独断で環生研内の"環境DNA研究室"の閉鎖が決まり、所属していた科学者である古久沢明(石黒賢)、才川隆文(正名僕蔵)、設楽勉(水橋研二)、由井沙織(高田里穂)は、奥崎に強い恨みを抱いていたことが判明。特に、物理学者の古久沢は「自分たちの研究は未来の人類のため。それを阻む奥崎は人類にとって害悪で排除されるべき存在だ」とまで口にしていた...。
■"良心と科学"、骨太のストーリーを描いたシリーズ第22作
放送情報
科捜研の女(2022)
放送日時:2025年11月18日(火)8:00~
チャンネル:テレ朝チャンネル1(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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