"もしがく"が話題の菅田将暉の俳優としての存在感...シム・ウンギョン、鈴木亮平、菅原小春らジャンルや国を超えた豪華キャスト集結の「火星の女王」
俳優
さらにISDA警察捜査官のマル-B2358には世界的ダンサーの菅原小春を配したほか、火星で互助組織を創設したエマ役にはミュージシャンのUA、ISDA日本支局の打ち上げ管制官ワンには人気ボーイズグループ・INIの許豊凡(シュウ・フェンファン)...と、多彩なジャンルで活躍する表現者たちが、愛と欲望に渦巻く人間模様を繰り広げていく。
そんな中で菅田が演じるアオトは、ISDAの日本支局に勤める鉱物に詳しい若手職員。22年前に行方不明になった宇宙鉱物学者の白石恵斗(松尾スズキ)を父に持ち、父の失踪はある科学者のせいではないかと疑い続けている複雑な事情を抱えるキャラクターだ。
記者会見で本作について「理解するのに時間がかかった」と笑うほどの本格的なSF。アオトは鉱物学の知識を活かして謎の物体の秘密に迫ろうとするキーマンだが、ボサボサ頭でどことなくナードな雰囲気を漂わせた出立ちなど、菅田がキャラクターになりきっている。
一方で「ロマンや愛が詰まっている。未来を描いているけど、結局は人間のこと。普遍的なテーマがしっかり詰まっている」と語ったように、予告映像には火星での研修で出会い意気投合した恋人・リリの身を案じる様子も映し出されるなど、キャラクターの多彩な人間性、感情を投影した演技で、作品を牽引してくれそうだ。
豪華なキャストに加え、脚本の吉田玲子など一流のスタッフ陣、そしてスピンオフ企画として劇中ラジオ番組「ミドリ・デイルのアルトコロニーラジオ」が実際に放送されるなど、年末に向けた大型企画にふさわしい「火星の女王」。どのような未来像が作り上げられているのか、放送を楽しみに待ちたい。
文=HOMINIS編集部
放送情報
放送100年特集ドラマ「火星の女王」
2025年12月13日(土)より毎週(土)22:00〜 全3回
チャンネル:NHK総合
出演:スリ・リン、菅田将暉/シム・ウンギョン、岸井ゆきの/宮沢りえ、吉岡秀隆 ほか
詳しくは
こちら










