沢口靖子内藤剛志の新たな一面も垣間見える?シリーズ初のスペシャルドラマとなった「新・科捜研の女スペシャル(2008)」

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「新・科捜研の女スペシャル(2008)」(テレ朝チャンネル1)
「新・科捜研の女スペシャル(2008)」(テレ朝チャンネル1)

1999年のスタート以来、現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続けている「科捜研の女」。2024年にシリーズ誕生25周年のアニバーサリーイヤーを迎えた同シリーズで、season7と8を繋ぐ2時間スペシャルとして登場したのが「新・科捜研の女スペシャル(2008)」だ。

ある日、舞鶴湾に係留されていたモーターボートで爆発騒ぎが発生し、身元不明の男性の焼死体が発見される。京都府警捜査一課の刑事・土門薫(内藤剛志)らに加え、榊マリコ(沢口靖子)たち科捜研の面々も現場に急行する。ボートには爆発物が仕掛けられ、エンジンを掛けると同時に爆発するよう細工されていたと判明。そんな中、土門の妹でもある科捜研の研究員・美貴(加藤貴子)が電気雷管のついたボートの部品を見つけ、マリコに報告する。マリコが危険を告げようとした時、見知らぬ女性が駆けつけて美貴から部品を奪い取って海へ放り投げると、その瞬間に爆発が起こり、大きな水しぶきが上がった。美貴を救ったのは府警で要人警護を務め、間もなく京都で行われる環境サミットの警護も担当する警備四課の久保望警備隊員(黒谷友香)だった。実は前年、京都へ視察に来たアメリカの要人が遊覧船に乗ろうとした際にも爆発騒ぎが起こり、要人は助かったものの、警護の隊員1人が犠牲となったのだった。望はその事件に言及し、今回の事件と関係があるとマリコに告げる...。

season8のオンエア直前となる2008年3月に放送された本作は、シリーズ初のスペシャルドラマ。ある男性の爆死事件をきっかけに知り合った女性警備隊員・望とマリコの間に芽生えた友情を軸に描く。本作でのマリコはseason7からの設定を引き継ぎ、鑑定中はクールで凛とした雰囲気でありながら、普段は明るく人懐っこい性格。美貴を救ってくれた望と言葉を交わす中で、彼女の仕事への熱意に共鳴したマリコは、舞鶴湾ボート爆破事件解決のために全力を尽くすことを決意。しかし、環境サミット前に行われる非公式会談の会場で、爆破事件に関わるテログループのメンバーが銃を発砲した上に、要人警護にあたっていた望が先輩の警備隊員・鵜飼を誤射し、その命を奪ってしまう事件まで発生する。

■マリコと望の友情に、法医研究員としての使命感...名場面満載のスペシャルドラマ

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放送情報

新・科捜研の女スペシャル(2008)
放送日時:2025年12月19日(金)11:00~
チャンネル:テレ朝チャンネル1(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

出演:沢口靖子 内藤剛志 加藤貴子 斉藤暁 深浦加奈子 泉政行 小野武彦 田中健 ほか

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