ミステリー界の新星・結城真一郎による異色のベストセラー小説を、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴、timeleszの菊池風磨の組み合わせで映画化し、2025年の話題をさらった映画「#真相をお話しします」。
1月2日(金)にWOWOWシネマで放送される本作は、それぞれ独立した物語が収録された同名短編集を原作としているが、【#真相をお話しします】という名のバーチャル生配信暴露チャンネルを舞台に、ランダムに選択された視聴者が匿名でとっておきの暴露話を披露していく形で一つの映画として構築されている。
(C)2025 映画「#真相をお話しします」製作委員会 (C)2022 結城真一郎/新潮社
かつて一流商社の営業マンだった桐山は、友人に裏切られ、借金まで抱えることに。それ以来、人と深い関わりを持てず、今はビルの警備員として働いていた。しかし、ビル内に事務所を構える鈴木に出会い、多くを聞かず受け入れてくれる姿勢にいつしか親しくなっていく。
そんなある日、世間を騒がす暴露チャンネルで自身の身に起きた事件の真相を語ることを提案される。視聴者が気に入れば多額の投げ銭が得られるかもしれない一攫千金のチャンス。鈴木からの思いもよらぬ提案を受け、桐山はチャンネルの話し手である"スピーカー"に名乗り出る。
大森が演じるのは、不思議な雰囲気を纏う謎の男・鈴木。口笛を吹きながら淡々と何かを準備する姿から感情は読めない。一人画面を見つめる表情はどこか冷たく、わずかな狂気が滲む。しかし、桐山には人懐こい笑顔を向け、チャンネルを一緒に楽しみながら素直なリアクションを見せる。トラウマを抱えた彼の心にするりと入りこんでいく、その自然さは何か裏がありそうでかえって恐ろしい。
彼の過去に何があって今の姿になったのか...。怒りや悲しみを心の奥底に秘めた複雑な役どころだが、大森は映画初出演とは思えないナチュラルな演技を披露。音楽活動で培ってきた高い表現力が、俳優業にも生かされている。
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