俳優・中島裕翔の気迫と覚悟!"再審制度"に鋭く切り込んだ「連続ドラマW シリウスの反証」で見せつける、弁護士役への真摯なアプローチ

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「連続ドラマW シリウスの反証」
「連続ドラマW シリウスの反証」

2025年、新たな覚悟を胸に俳優道を力強く歩み始めた中島裕翔。そんな彼の気迫が窺える最新ドラマであり、重厚なテーマを数多く手掛けるWOWOWオリジナルドラマにおいて初主演を飾った「連続ドラマW シリウスの反証」が、1月10日(土)よりWOWOWプライムにて放送・配信される。

骨太な社会派ミステリーを世に放ち続ける人気作家・大門剛明の同名小説を原作に、冤罪被害者の救済に挑む弁護士たちの戦いを描く本作。25年前、岐阜県郡上八幡の地で、日本三大盆踊りの1つである"郡上おどり"の夜に起きた一家惨殺事件の真相に迫り、冤罪被害者の救済活動に取り組む団体"チーム・ゼロ"のメンバーが、困難を極める再審請求に立ち向かっていく。

中島裕翔の気迫あふれる弁護士役に期待!「連続ドラマW シリウスの反証」
中島裕翔の気迫あふれる弁護士役に期待!「連続ドラマW シリウスの反証」

中島が演じるのは、チーム・ゼロに所属する弁護士・藤嶋翔太。ある日、彼のもとに、25年前の一家惨殺事件の犯人として死刑判決を受けた宮原から、「信じてくれ、俺はやってない」と書かれた手紙が届く。嫌悪していた自分の父の面影を宮原に重ね、葛藤する藤嶋だったが、事件を調べるうちに検察の主張と食い違う不自然な事実を見出していく。

依頼に消極的にならざるを得ない私的な感情が影を落とす一方で、チーム・ゼロの中で話はどんどん進んでいき、藤嶋は戸惑いつつも事件にのめり込んでいくのだ。

「連続ドラマW シリウスの反証」
「連続ドラマW シリウスの反証」

本作で注目すべきは、中島が見せる葛藤と、繊細に紡ぎ出す内面の変化だ。彼はこれまで、華やかなアーティストとしての一面を見せる一方で、シリアスな役柄でも細やかな感情の機微を表現してきた。その実績が、今まさに法改正の議論が佳境を迎えている"再審制度"に鋭く切り込んだ今作のような深く重いテーマを抱える役柄でどう生かされるのか?死刑囚の人生を左右する弁護士としての責任、そして真実を追うにつれて彼の信念がどのように強固なものへと変わっていくのか――そこに大きな期待が寄せられる。

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