当時20代の木村拓哉&松たか子が主演した、不器用で愛おしいラブストーリー!1997年のドラマ「ラブ ジェネレーション」

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1月1日(木)より映画「教場 Reunion」がNetflixで独占配信開始、そして2月20日(金)には「教場 Requiem」が劇場公開される。

木村拓哉が主演を務め、警察学校の鬼教官・風間公親を演じる「教場」シリーズ。長岡弘樹による警察小説「教場」を原作とした同シリーズは、2020年1月にフジテレビ開局60周年特別企画として2夜連続で放送されたドラマ「教場」から始まった。翌年、2021年1月には続編「教場II」が新春ドラマスペシャル枠で放送され、2023年4月期には風間の警察学校赴任前の物語を描いた「風間公親-教場0-」が月9で連続ドラマとして放送された。そしてついに映画となったのが、最新作の「教場 Reunion/Requiem」だ。

木村とフジテレビのタッグといえば、社会現象を巻き起こした名作「ロングバケーション」に始まり、「HERO」シリーズや「プライド」「エンジン」と、これまでに数えきれないほどのヒット作を生み出してきた。近年の活躍ぶりももちろんだが、1990年代後半から2000年代前半の木村の圧倒的な人気と存在感は、凄まじかった。

その真っ只中、1997年に松たか子とともに月9のW主演を務めたのが、「ラブ ジェネレーション」だ。全話の平均視聴率が30パーセントを超える大ヒットとなった本作。大滝詠一による主題歌の「幸せな結末」も作品の世界観にぴったりで、話題となった。

当時ともに20代の木村拓哉と松たか子がW主演を務めて大ヒットしたラブストーリー
当時ともに20代の木村拓哉と松たか子がW主演を務めて大ヒットしたラブストーリー

広告代理店「栄光エージェンシー」のクリエイティブ部で働く片桐哲平(木村)は、25歳にして恋も遊びも絶好調に突っ走っていた。終電を逃したある夜、女の子に電話をかけるも誘いを断られた哲平は、恋人と喧嘩をして車を降ろされ、走り去る車に向かってパンプスを投げつける女性を目撃。自分と同じく終電のないOL・上杉理子(松)に声をかけてホテルに行くも、マイペースな彼女に振り回される。翌朝、目が覚めるとすでに理子は部屋を出た後だった。苛立ちつつも仕事場に向かった哲平だったが、突然、営業部への異動を命じられる。営業部へ足を運ぶと、そこにはなんと理子の姿が。望んでいない異動先の課長・黒崎武士(平田満)は口うるさく、理子も生意気な態度で癪にさわる。そんな中、哲平は高校時代の恋人で、今も内心は想いを捨てきれずにいた水原さなえ(純名里沙)と再会する。舞い上がる哲平だったが、さなえが哲平の兄・荘一郎(内野聖陽)の婚約者であることを知らされる...。

■木村拓哉×松たか子で描くすれ違いだらけのラブストーリー

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