磯村勇斗が女装で漫才シーンに挑戦!吉岡里帆のひたむきな演技も魅力的なスピンオフドラマ「時効警察とくべつへん」

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磯村勇斗は女装で小手伸也との漫才シーンにも挑戦
磯村勇斗は女装で小手伸也との漫才シーンにも挑戦

(C) テレビ朝日・MMJ

それぞれ前・後編の2話構成で描かれるストーリーは、彼らの過去にフォーカスを当てている。「鑑識課・又来康知」では、母が作る康知のお弁当を発端に、康知が学生時代に友人・下柳田喜一郎(小手伸也)とお笑いコンビ「ポリスアカデミーズ」を結成していたことが明かされていく。母の前で見せるリラックスした笑顔もさることながら、見どころは何といってもポリスアカデミーズの漫才シーン。磯村は「ポリスガール・康子」として、お腹がチラリと見えるセクシー系女装でお笑いに挑戦している。当時、磯村は「漫才を小手さん演じる喜一郎と披露するシーンがあるのですが、絶妙なニュアンスの漫才を目指さなければならなかったので、何回も練習をし、小手さん、村上監督にアドバイスを頂きつつ作りました」とコメント。雑なメイクだからこそ輝くビジュアルやミニスカートから伸びる美脚、そして、どこか空回りしているリアルな漫才は必見だ。

(C) テレビ朝日・MMJ

一方の「刑事課・彩雲真空」は、「何故何故何故だらけのキャラクターなので今回彩雲の断片的ストーリーをお送りさせて頂く事となりました」と、番組公式サイトで吉岡が語ったように、真空という人物の"不思議ちゃん"ぶりに触れられる物語が展開。真空と「ラーメン巨匠」の店主・瀬尾(岡野陽一)との出会いに迫る前編、真空が警察を就職先に選んだきっかけを時効管理課の課長・熊本(岩松了)が見た夢として描く後編という2部構成で、真空の素顔に迫っていく。

前編では、瀬尾の仕事にかける情熱に触れ、淡い恋心を抱く真空の心情の変化を見事に表現した吉岡の表情が魅力的。後編では、メガネにナチュラルメイクの吉岡が披露するコミカルな芝居が注目ポイント。中でも、後編では、時効管理課・サネイエ(江口のりこ)や又来、課長の妄想の中に出てくる、"ひったくりに会った時の真空"を体当たりで演じる吉岡のひたむきさに、心動かされるはずだ。

「時効警察」シリーズは、2026年で放送開始20周年を迎える。テレ朝チャンネル1では、これを記念して「<CSテレ朝チャンネル特別企画>時効警察20周年一挙放送」が1月3日(土)に予定されている。霧山役のオダギリジョーや、三日月役の麻生久美子ら、おなじみのレギュラーメンバーの活躍はもちろん、吉岡と磯村がのびのびと演じる個性的な2人の新キャラクターが主人公のスピンオフ全4話も放送予定。「時効警察」シリーズ最大の魅力でもある今も色あせないシュールな笑いを、この機会に存分に味わってほしい。

文=HOMINIS編集部

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