仲間由紀恵の潜入捜査官としての七変化も見どころ!佐藤隆太とともに刑事を演じた「SAKURA~事件を聞く女~」

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(C)The icon/TBS

ビジュアル的にも演技的にも仲間の変身を堪能できる同作。謎のDJ、"こころ"としてはがきを読んで地元民にエールを送る時の桜は早朝からハイテンションで、この時の仲間は「ごくせん」の"ヤンクミ"を彷彿とさせるセリフ回しだ。毎回、遅刻して怒られている"生活安全課の刑事"としての桜はおかっぱ頭に眼鏡の地味キャラで、自分を封印していることが硬めの表情からも伝わってくる。

そんな桜は、通勤途中や現場で他の人には聞こえない"声"が聞こえる特殊な能力の持ち主。署長・五十嵐からのミッションだけではなく自らの意志でもさまざまな職場に潜入捜査に行き、事件を解決に導いていく。病院のナース、ファミリーレストランの店員、旅館の仲居、銀座のクラブのホステス...と潜入先はさまざまだが、制服、着物、ゴージャスなドレスまで、どんな現場にも溶け込む仲間の完璧なコスプレぶりも見どころだ。

そして、刑事課の竹内と情報を交換しながら、犯人を追い詰めた時には再び別人格に――。"悪を絶対に許さない"という気迫に満ちた佇まいで、目力も声のトーンも変えてみせる。武器である耳を出しての決めゼリフは、「真言葉と偽り言葉、この耳ではっきりと聞き分けた」。謎解きものでありながら、変身ものの要素も含んでいるだけに、仲間の演技の振り幅が同作の"核"となっている。

■シリアスとコミカルのギャップも魅力!"直情型刑事"の竹内を佐藤が熱演

全国警察柔道大会で5連覇した経歴を持つ竹内は、体育会系の刑事。捜査の過程で桜が潜入捜査をしていることに気付くと、連携して事件に挑んでいくようになる。度々、言い合いになったり、熱血ゆえに桜に「もっと鍛えろ」とダメ出ししたりする一方で、桜だと気付かずに"こころ"の番組にはがきを送り続けている純朴さもある竹内。彼を演じる佐藤もまた、ギャップのある演技を見せる。

元刑事が殺害される回では、竹内が刑事を志すきっかけとなった彼の生い立ちも明らかになり、憎しみを目に宿した佐藤と、母のような包容力を見せる仲間との演技の応酬が見応えありだ。犯人確保のクライマックスでは、桜の決めゼリフと竹内の柔道必殺技が爽快。"じれキュン"要素も隠し味になっている2人のコンビネーションとともに、勧善懲悪刑事ドラマにスカッとさせられる。

文=HOMINIS編集部

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