寺島進演じる昭和さながらの熱い刑事と、前田拳太郎演じる真っすぐな若手刑事の掛け合いも魅力!藤木直人主演「D&D ~医者と刑事の捜査線~」
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(C)「D&D ~医者と刑事の捜査線~」製作委員会
その後牧野は、ガサ入れや逮捕の現場など、弓削にさまざまな場所に連れ回される。そして第2話では制服を脱いで、弓削の部下として捜査をサポートするようになる。行動をともにすることも多く、そんな中での2人の掛け合いもユニークだ。
第2話で事件関係者と近しい人物が逃げ出した時は、その逃げ足の速さに牧野が驚くのもつかの間、弓削に「追えよお前!」と喝を入れられる。また、美人受付嬢にデレデレの弓削に牧野が困惑しきりだったり、チンピラに絡まれている牧野を弓削が助けるシーンもある。
荒っぽいが人情味溢れる弓削と、純で真面目でちょっとドジなところもある牧野のコンビは、それぞれの持ち味の相乗効果で見ていてホッとするし、何気ない掛け合いも素直に心に入ってくる。物語の中心となる紙子と弓削のコンビはもちろんだが、牧野と弓削もまた、魅力溢れるコンビとなっている。
物語が進むと、牧野にも刑事としての存在感が出てくる。第4話のラスト前では、事件の発端となった人物に凛とした態度で「まだシラを切るつもりですか」と言い放ち、最終話で捜査一課の横槍が入り捜査が止められた時は、刑事という仕事への熱い想いを弓削に吐露する。牧野が刑事として成長していく姿も、本作の楽しみのひとつと言えるだろう。
熱い刑事役がぴったりとハマる寺島と、若手刑事の真っすぐさを体現した前田。それぞれが演じた刑事の魅力を、ぜひ本作で、じっくりと味わってほしい。
文=堀慎二郎









