宮世琉弥&原菜乃華が贈る王道学園ラブ!"腹黒男子"×"妄想女子"がときめきを放つ「恋わずらいのエリー」

俳優

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宮世琉弥が
宮世琉弥が"ウラオモテ男子"を、原菜乃華が"妄想女子"を好演

(C)2024「恋わずらいのエリー」製作委員会 (C)藤もも/講談社

宮世が演じるのは、学校1の人気者・近江。冒頭でテニスのスマッシュを華麗に決め、女子たちに囲まれて微笑む姿はまさに王子様。柔和な笑顔に心を掴まれる。しかし、その後すぐに近江の本性はあらわに。女の子からもらった手作りクッキーを、本人のいないところで「いらねえよ」と投げ捨て、だるそうにソファに寝そべる。それを偶然見てしまい驚いた恵莉子が落として行ったスマホを拾い、彼女が"恋わずらいのエリー"というアカウントに投稿していることを知ると、それをダシに"さっき見た自分の本性を隠しておけ"と迫る始末。その時の不敵な笑みはSっ気に溢れているのだが、そんな姿も板に付いている。近江の"ウラオモテ"を切り替えて演じ切り、どちらのキャラも自分のものにしている宮世の演技が見事だ。

そして、恵莉子の意外な反応を面白がり、2人の距離は縮まっていくことに。その中で、恵莉子のふとした言葉が近江の心に刺さり、少しずつ彼女に惹かれていく過程や、ぶっきらぼうな態度の中に隠れた近江の人知れぬ孤独や不器用さ、そして優しさまで丁寧に表現している。恵莉子と妄想仲間になった沙羅(白宮みずほ)の会話について行けず呆気にとられた表情や、恵莉子に近付く同級生・要陽一郎(西村拓哉)に嫉妬する姿など、豊かな表情も見どころだ。

一方の原は、"妄想女子"の恵莉子をコミカルに演じている。一見優等生タイプの恵莉子だが、頭の中では近江の妄想が繰り広げられており、そんな彼女の脳内を映す演出も楽しい。妄想の中の近江にうっとりしたり、1人ではしゃいだり、近江の本性を目の当たりにした時には強張った顔をしたり...と、感情豊かな恵莉子を原がコロコロと変わる表情で好演している。

そして、1人で妄想ばかりしていた恵莉子はひょんなことから友達が増え、文化祭でクラスの大役を任されたりと、初めての経験に戸惑う場面も。そんな時でもひたむきに頑張り、少しずつ変わっていく恵莉子の成長も描かれている。近江と真正面から向かい合うところもしかり、恵莉子のどこまでもまっすぐな性格を、原が魅力的に演じている。

"王道学園ラブストーリー"と言えるような、少女漫画のときめきが詰め込まれた本作。主人公たちを眩しく眩した宮世と原の演技にも注目しながら、楽しんでいただきたい。

文=HOMINIS編集部

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