風間俊介&庄司浩平、それぞれの繊細な演技が魅力的!2人の間に流れる空気が丁寧で尊い「40までにしたい10のこと」
俳優
実力派俳優として唯一無二の存在感を放つ風間俊介と、圧倒的なオーラと真っ直ぐな演技で次世代を担う存在となった庄司浩平。キャリアの歩みも持ち味も異なる2人が、互いの感性をぶつけ合い、共鳴させることで作り上げた傑作が、日本映画専門チャンネルで2026年3月16日(月)より放送されるドラマ「40までにしたい10のこと」だ。
累計発行部数75万部を超え、BLアワード2024総合コミック部門で1位に輝くなどBL業界に旋風を巻き起こしたマミタの同名漫画を実写化した本作。10年以上恋人がおらず、会社と家を往復するだけの毎日を送る会社員・十条雀(風間)が、40歳という節目を前に"40までにしたい10のことリスト"を書き留めるところから物語は動き出す。
これを偶然見つけてしまったのは、高身長でクールなアラサー部下の田中慶司(庄司)。気まずさに震える雀に対し、慶司は至極真面目な顔で「このリスト、俺とやりません?」と提案する。こうして始まった2人の一風変わった"共同作業"は、単なる上司と部下の交流を超え、切実なまでの愛の物語へと昇華していく。
■風間は等身大の40歳目前の男性をナチュラルに演じる
近年の風間といえば、大河ドラマのような時代劇での重厚な立ち振る舞いや、あるいは狂気を孕んだ役どころなど、振り幅の広い"怪演"が話題に上ることが多かった。しかし本作では、40歳目前の男性を、徹底して等身大に演じる。職場では面倒見のいい上司でありながら、波風が立たぬよう平穏に毎日をやり過ごし、年齢を理由に自らの可能性に蓋をする雀。
そんな彼が慶司の真っ直ぐな瞳に射抜かれ、戸惑い、頬を赤らめ、少しずつ止まっていた心の時間を動かしていく様子は風間の"引きの演技"の真骨頂だ。大仰な動きではなく、瞬きの間や指先の震え、視線のさまよわせ方など些細な動きで役の抱える孤独と期待をこれほどまでに雄弁に語れる俳優は、そう多くない。
そんな風間の相手役を務めた庄司の存在感も見事というほかない。特撮作品でデビューし、端正な顔立ちと誠実な演技で注目を集めていたが、本作ではその資質がさらに開花している。

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