風間俊介&庄司浩平、それぞれの繊細な演技が魅力的!2人の間に流れる空気が丁寧で尊い「40までにしたい10のこと」
俳優

慶司は、一見すると完璧な男性に見えるが、雀への密かな想いを隠しきれず、時おり見せる年相応の可愛らしさや独占欲を滲ませる。身長180cmを超える庄司が、小柄な風間をバックハグする際の24cmという身長差は、画としての破壊力もさることながら、慶司の"守りたい"という想いも伝わってくるようだ。これまでの出演作で見せたイメージとは一線を画す、静かな情熱を秘めた庄司の演技は、彼の大きなターニングポイントとなった。
本作では、派手なドラマが次々と起こるわけではなく、むしろ2人の"静寂"のやりとりが引き立つ。第2話のラストでの、指先がギリギリ触れ合う絶妙な距離感の描写。一方、第11話での感情が激しくぶつかり合うシーンでは、静と動が入り混じる2人の演技が見事な化学反応を起こしている。撮影前の風間は「宝物のように演じようと思う」とコメントを寄せており、オーディションで抜擢された庄司がそれに応えるべく全力でぶつかる――。2人の間に流れる空気はどこまでも丁寧で、尊い。
風間が長年培ってきた"普通の人"を特別に見せる力と、庄司が放つひたむきな情熱。その掛け算によって、普遍的な"人が人を想うことの美しさ"を描く本作が多くの人の胸に届いた。40歳という年齢を、諦めではなく新しい日々の始まりへと変えていく雀と、それを支える慶司の一途な愛。その繊細な演技を隅々まで見届けてほしい。
文=川倉由起子

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