世界中に熱狂的なファンを持つ、香港の人気監督ウォン・カーウァイ。今年は、中国最高峰の文学賞受賞小説を準備期間7年、撮影期間3年をかけて作り上げたTVドラマ「繁花」がお目見え(3月20日(金)からWOWOWプライムにて放送)するなど、今年70歳を迎えてもなお精力的に制作を続け、映像の新たな可能性を追求し続けている。
1988年製作の映画「いますぐ抱きしめたい」が長編デビュー作にして高い評価を受け、世界にその名を轟かせたカーウァイ監督。撮影監督のクリストファー・ドイルとタッグを組んで「欲望の翼」(1990年)や「恋する惑星」(1994年)、「天使の涙」(1995年)など唯一無二の世界観を持つラブストーリーを続々と生み出し、極彩色の映像美で観客を魅了した。
また、カーウァイ監督は1990年代における日本のミニシアターブームを牽引する存在となった。音楽の使い方もお見事で、メロディを耳にするだけでカーウァイ監督の作品の名シーンが蘇る人も多いはずだ。
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そんなカーウァイ監督の作家性を詰め込んだような映画が、3月18日(水)にWOWOWシネマで放送される「2046」だ。制作に長い年月を費やすことでも知られるカーウァイ監督が約5年がかりで完成させた渾身作で、トニー・レオン、チャン・ツィイー、コン・リー、フェイ・ウォン、マギー・チャン...といったアジアのトップスターが揃い踏みする中、日本から木村拓哉が参戦したことでも大きな話題を呼んだ。
時は、1967年。シンガポールから香港に戻った新聞記者チャウ(レオン)は過去の心の傷を抱え、様々な女性とつかの間の恋愛関係を重ねながら日々を過ごすが、ホテルのオーナーの娘ジンウェン(ウォン)に興味を持つようになる。
タク(木村)という日本人の恋人を持つ彼女が、父親から交際を反対されていることなどあらゆる人間ドラマを目にしていくチャウ。やがてチャウはそんな彼女の話をもとに「2046」と題した近未来小説を書き始め、いつしか小説の主人公に自分自身を深く投影させるようになる。






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