朝ドラ「ブギウギ」で存在感を発揮した黒崎煌代、濱口竜介監督作「急に具合が悪くなる」など今後の活躍も予感させる映画「見はらし世代」
俳優
連続テレビ小説「ブギウギ」(2023年)で本格的に俳優デビューを飾り、若手注目株の一人となった黒崎煌代。趣里演じるヒロインの弟役をオーディションで勝ち取り、亀好きの心優しき青年・六郎を好演した。
初出演とは思えぬ演技が注目を集め、「さよなら ほやマン」(2023年)で映画デビュー、昨年も大九明子監督作「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」(2024年)、人気作家・湊かなえのミステリーサスペンスを実写ドラマ化した「人間標本」(2025年)など、話題作への出演が続いている。
まさに今、旬の俳優と言える黒崎。そんな彼が映画初主演を務めたのが、「見はらし世代」(2025年)だ。3月29日(日)にWOWOWシネマで放送される本作は、2022年の短編「遠くへいきたいわ」で注目された新鋭・団塚唯我監督の長編デビュー作。昨年の第78回カンヌ国際映画祭の監督週間にオリジナル脚本・初長編作品で挑み、日本人史上最年少となる26歳で選出・出品される快挙を成し遂げた。
(C)2025 シグロ / レプロエンタテインメント
主人公の青年・蓮、結婚を控えて将来に悩む姉、そして高名なランドスケープデザイナーの父。渋谷の街を舞台に、母の喪失を機に疎遠になっていた姉弟と父が家族の関係を再び見つめ直そうとする姿を瑞々しい感性で繊細に描き出す「見はらし世代」。
黒崎は、再開発が進む渋谷で胡蝶蘭の配送運転手として働く蓮を演じた。ある日の配達中に、父の初(遠藤憲一)と数年ぶりに再会。海外在住のランドスケープデザイナーである初は、渋谷再開発の仕事で帰国していた。父との偶然の再会を姉の恵美(木竜麻生)に報告するが、結婚の準備に忙しい彼女は興味を持たない。我関せずといった様子の姉に反して、蓮はもう一度家族の絆を取り戻せないかと葛藤する。









