2025年10月に芸能生活30周年イヤーに突入した大泉洋。ここ最近の活動に目を向けてみても、脚本家の野木亜紀子とタッグを組んだドラマ「ちょっとだけエスパー」(2025年)で主演を果たし、福山雅治と最強バディを演じる「映画ラストマン -FIRST LOVE-」(2025年)がヒットを記録した。
池井戸潤が十余年の歳月と情熱を費やして執筆した同名小説を映像化する連続ドラマ「俺たちの箱根駅伝」(今秋放送)の主演を務めることも決定。5〜6月にはリサイタルツアー「大泉洋リサイタル2-リベンジ-」で札幌、神戸、横浜を巡ることが発表された。映画、ドラマ、バラエティ、コンサートと縦横無尽に駆け回り、まさに破竹の勢いで突き進んでいる。
舞台挨拶やイベントに姿を現せば「洋ちゃん!」と歓声が止まらず、アイドル顔負けの人気を誇る大泉。ぼやきながらも爆笑を巻き起こすトーク力、天性とも思える愛され力。どこにいても観客を釘付けにしてしまう彼だが、やはり俳優としての力がホンモノだからこそ目が離せない。
キャリアや年齢を重ねるごとに人間としての厚みが感じられる役柄が増えていることも印象的で、アクション時代劇「室町無頼」(2025年)では"大泉洋史上最高にカッコいい男"と言われたキャラクターをアウトローな魅力たっぷりに演じきり、俳優としての真価を見せつけた。
(C)2025 フジテレビジョン、ワーナー・ブラザース映画、S・D・P、東村プロダクション
「かくかくしかじか」(2025年)も、大泉の熱演が話題となった1作。3月28日(土)にWOWOWシネマで放送される本作は、「海月姫」や「東京タラレバ娘」で知られる人気漫画家・東村アキコの自伝コミックを永野芽郁と大泉の共演で映画化したもの。
漫画家になるという夢を持つ、ぐうたら高校生・明子。人気漫画家を目指していく彼女にはスパルタ絵画教師・日高先生との戦いと青春の記録があった。先生が望んだ2人の未来、明子がついた許されない嘘。ずっと描くことができなかった9年間の日々が明かされる。
明子役に扮した永野が、もがきながら漫画家としての道を歩み続ける女性の葛藤を体現。そのみずみずしさにも注目だが、恩師役として懐の深い芝居を見せた大泉の存在感もキラリと光る。
東村の代表作で「不朽の傑作漫画」としてファンからも熱い支持を受けている原作を映画化した本作で、日高先生役として大泉をリクエストしたのは、他ならぬ東村本人。原作者が求めた、間違いのないキャスティングだ。現場では、脚本だけでなく、ロケハンや撮影、美術監修としても参加した東村が、大泉にも当時の本当の様子を説明していたという。









