(C)2025 フジテレビジョン、ワーナー・ブラザース映画、S・D・P、東村プロダクション
日高先生は、ジャージ姿で竹刀を手に厳しく生徒たちを指導するスパルタ教師。怒号を浴びせ、強引で、頑固ながら、その根底に生徒たちを思う気持ちがあるからこそ、映画を観ていても日高先生が大好きになってしまう。
大泉は、永野扮する明子との絶妙なやりとりや飄々とした表情に持ち前のユーモアをにじませつつ、絵を愛する日高先生の心まで鮮やかに表現。キャンバスに向かうその瞳は「すべてを描いてやる」という情熱に溢れ、一つのものに人生を賭してきた者ならではの迫力まで感じさせる。明子を励まし続ける日高先生の「描け!」という言葉が、見る者にも忘れ難いものとして響いてくる。
文=成田おり枝









