山崎賢人のキスシーンで話題となった「トドメの接吻」が見せる確かな愛

自分の恋愛を振り返って、後悔することはきっと誰にでもあるだろう。あの頃に戻りたいと思うほど、過去の恋愛に執着している人もいるかもしれない。しかし、2018年に放送された山崎賢人(※「崎」は正しくは「立さき」)主演の「トドメの接吻」は、今までの自分の恋愛も、1つの恋愛の形だったと考えさせられるドラマだ。

超人気ナンバー1ホスト堂島旺太郎(山崎)は女を金としか見ていない(愛のゆがんだ)クズ男。旺太郎は狙った女を落とすため、謎の女・佐藤宰子(門脇麦)との口づけを繰り返す。宰子のキスには1週間前に時間を巻き戻すタイムリープの力があるという設定だ。ナンバー1ホスト・旺太郎を演じた山崎は、それまで爽やかで純朴な癒やしキャラといった印象だった。しかし、ドラマ初主演となった本作では、女をだまして金をむさぼるクズ男を魅力的に演じて見せた。

(C)NTV

タイムリープというSF要素を盛り込んではいるが、さまざまな恋愛の形を見せてくれる描写に心を揺さぶられる。登場人物の多くが誰かに対して好意を抱いており、それぞれが個性的に感情を表現していた。旺太郎のタイムリープに協力する宰子は、恥ずかしさを見せつつも、旺太郎の度重なるキスの要求に答え、成り行きをただ静かに見守っている。一方の旺太郎は、都合よく宰子を利用しているようにも見えるが、素直にいら立ちをぶつける場面では好意の裏返しではないかと感じられる。それ以外にも、好きだからこそ友だちのままでいたい、気になるから束縛したい、果ては自分のものにならないならば殺したいといった、憎しみにも似た愛情などが幅広く表現された作品だ。そのどれにも説得力があり、愛情に正解はないと教えてくれる。

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これまでしてきた恋愛に当てはまるものがあるのではないだろうか。過去の恋愛をやり直したいと思うことも、今の恋愛と比較してしまうこともあるかもしれない。しかし、過去に選んだ選択や愛情表現は間違いではなかったと、本作を観ればそんな気持ちが自然と湧き起こる。旺太郎と宰子が選ぶ未来と過去がどのようなものになるのか、過去に戻ることが本当に幸せにつながるのかという点が見どころになるのはいうまでもない。タイムリープやキスシーンに注目して観ていた人も、さまざまな愛情表現にあらためて目を向けて観ることで、違った魅力が感じられる作品となっている。

文=editaholic

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放送情報

トドメの接吻

放送日時:2018年8月28日(火)23:00~

※毎週(月)~(木)23:00~

チャンネル:日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

最新の放送情報はスカパー!公式サイトへ

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