Q1 力さん、好きな色って何ですか?
Q2 好きな食べ物は何ですか?
Q3 嫌いな食べ物はありますか?
『ミナミの帝王』を超える作品を
ブチ立てたいと思ってた
映画・チャンネル NECOで、〝唯一無二の怪優〟竹内力が原案・製作総指揮・主演を務める連続ドラマ「闇の法執行人」(9月1日スタート)と「大馬鹿代」(10月スタート)が放送される。一方は竹内主演のヒットVシネマシリーズを彷彿させるアウトローな漢(おとこ)によるハードボイルド活劇。もう一方はこれまでの竹内のイメージをぶち壊す〝霊長類最強ヒロイン〟の笑いあり涙ありの笑撃エンターテインメントだ。
-原案・製作総指揮・主演まで務めたこの2作品。竹内さんの中ではどんな存在ですか?
「Vシネマでも映画でもない、配信・放送モノで『ミナミの帝王』を超える作品をブチ立てたいと思っていて、自分の感覚を信じつつ、お客さんが求めてるものを追求した作品だね」
-テイストがまったく違う2作品ですね。
「『闇の法執行人』は、『ミナミの帝王』シリーズと『仁義』シリーズの良い所を合わせたような作品。『ミナミの帝王』は当時の時事ネタを入れたのが当たった要因の一つだし、タイムリーな題材の方がお客さんを引きつけやすいかなと思って、この作品もタイムリーな時事ネタを扱ってる。『大馬鹿代』はね......10年くらい前に『なんか面白いキャラクターねぇかなぁ』と思って、撮影中に台本の裏に落書きしてたの。で、最強のオバハンがいたら面白いぞと思って描いたイラストがきっかけ。その時はまさか作品になるなんて思ってなかったから、そのイラストは捨てちまったんだけど、あれば見せられたのになぁ。俺、絵上手いんだよ」
-製作総指揮はいかがでしたか?
「俺は主役でなくても作品の底上げになればと思って、監督に『こうした方がいい』って口出してしまう方だから(笑)。そういう意味では、出演も製作総指揮もあんまり変わらないかな。中途半端なのは嫌だからさ、嫌われてもつい言ってしまうんだよ。でもやっぱり、全部自分でやりたかった。そのために自分で製作会社を起こしたっていうのもあるしね」
-2作品の同時進行には何か狙いが?
「単純に同時に企画が通っただけ(笑)。もちろん、両方ともやりたいって思いはあったんだけど、同時にできるって聞いたときはさすがに身震いしたよ。『ミナミの帝王』や『仁義』のキャラクターは"育てていった"という感じだけど、今回の主人公はどちらも自分で生み出したものだから、違った喜びがあったよね。その分、監督や脚本については凄くうるさく言ったんだけど(笑)」
-どんな所に口出しを?
「客目線で観て違和感があるところ全部だよ! 基本、考えてるのは俺なので。大馬鹿代の下着まで俺が選んでますからね(笑)。とにかく、編集による仕上げ方によって、作品の出来が全然変わってしまうからね~。編集は実に繊細な作業なんだよ!」
-...こだわってますね。
「Vシネが好きだった人しか見ないような作品を作っても駄目なんだ。普段、ドラマも見ない、映画も見ないって人たちでも見てくれるように仕向けなきゃいけないと思ってる。そういう観点で物作りしたいし...それが一番大事だな」
-最後に、出来上がった作品への手応えを聞かせて下さい。
「宣伝さえ上手くいけばイケると思ってるよ。まあこんな作品、他にはないからね。地上波でやってもかなりの視聴率が獲れると思うね!!」
PROFILE/
たけうち・りき●1964年1月4日生まれ。大分県出身。映画、ドラマ、バラエティ番組と幅広い分野にて活躍。また、「株式会社 リキプロジェクト」代表取締役として映画・ドラマの制作も数多く手がけている。『闇の法執行人』の主題歌であるニューシングル「恋月夜」(カップリング曲は『大馬鹿代』主題歌の「紅い川」)が現在発売中。
撮影●寺坂ジョニー 取材・文●原田健
※この記事はヨムミル!ONLINEの転載になります。
放送情報
闇の法執行人 #1
放送日時:2017年9月1日(金)21:00~
チャンネル:映画・チャンネルNECO
竹内力が原案・製作総指揮・主演を務める、男たちの壮大なリベンジドラマ!大手消費者金融「クレッシェンド」が過払い金逃れのため計画倒産した。新人弁護士の成美は、元弁護士で現在は探偵をしている龍崎と、雲隠れした消費者金融社長を探すため奔走する。
大馬鹿代
放送時間:2017年10月放送
チャンネル名:映画・チャンネルNECO
竹内力がヒロイン役に初挑戦する衝撃作!謎の怪力女性・大馬鹿代が、偶然助けたスナックのママから店の運営を任されることに。大馬鹿代はスナックに住み込み、ママに置いていかれた娘・安奈のために奮闘(パンチラあり)する。笑いあり涙ありの人情コメディー。
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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