Interview file8:滝川英治
郷本直也と滝川英治だから
描ける金城と福富の関係がある
―ドラマ「弱虫ペダル Season2」の放送が8/18(金)にいよいよスタート。放送直前、箱根学園主将として見どころを聞かせてください。
「インターハイの3日間を描くんですが、本当に展開が速いです。漫画1カ月分を10分に集約することもあるくらい。なので、セリフ一つ一つを大事に伝えなきゃいけないと思っていますし、個々の魅力もそうですが、団体としての箱学のカラーを印象付けたいなと思います」
―滝川さんから見た箱学の魅力とは?
「王者の貫禄...ですかね。箱学はメンバー一人一人が王者としてプライドを持っているんですよ。個性が強く、一見バラバラに見えるんですけど、全国制覇っていう目標でまとまることができる。総北が雑草魂だとしたら、箱学は天才の集まり、優等生だと思うんです。そのあたりをしっかり演じ、総北との違いを見せたいです」
―滝川さん演じる福富としての見せ場は?
「金城(郷本直也)との再戦ですね。福富は1年前に金城を落車させた後悔をずっと抱いたまま、その借りを返したい一心でトレーニングに励んでいるので、やはりそこが一番の見せ場かな、と。郷本直也と滝川英治だからこそ描ける、金城と福富の関係性にこだわっていきたいです。というのも、俺、直也のことは本当に戦友だと思っているんです。初舞台が一緒で、そこから15年の付き合い。腐れ縁です(笑)。ドラマの現場では俺らが年長者なので、役柄同様、直也と2人でみんなを引っ張っていきたいですね」
PROFILE
たきがわ・えいじ●'79年3月24日生まれ、大阪府出身。A型。映画「劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦」('09年)、「バブリシャスロード アニキと俺物語」('15年BS11)ほかに出演。舞台、ミュージカルでも活躍中。
Interview file9:青木空夢
第1話のスプリント勝負、
気合いを入れて演じました
―さっそく第1話から、青木さん演じる泉田のスプリント勝負がスタートしますね。
「はい。泉田くんが今回のインターハイで課された使命がファーストリザルトの獲得なので。そこは、自分としても気合いを入れて演じました」
―青木さんから見た泉田とはどんな人物?
「すごく真面目。あと、箱学で『このメンバーで優勝したい』っていう思いがとても強い人だと思います。ただ、真面目過ぎるがゆえに、レースが極端(笑)。インターハイに集中して他のレースに出なかったり、体づくりのために一度太ってから絞るとか...あり得ないと思うんですけどね(笑)。一つコレ!って決めたら、ブレずに突き進めるところはカッコいいと思います」
―泉田といえば、鍛え抜かれた肉体。青木さんも役作りのために大分鍛えられたとか。
「最低でも週3日はジムに通ってトレーニングしました。携帯の待ち受け画像を泉田くんの絵にして、この体を目指すぞ!って。全く苦じゃなかったですね。むしろ泉田くんとシンクロできた気がして、やる気に満ちあふれてました」
―自分の筋肉に名前を付けてかわいがる泉田の気持ちは分かってきました?
「僕はまだ名前はつけてないですけど(笑)、僕の胸筋も泉田くんのように産声を上げた瞬間があったんですよ! ピキーンって!! 実は今、右だけ動くんです。泉田くんでいうアンディ(ちなみに左胸筋の名前はフランク)ですね(笑)。今後、彼がどう育つか楽しみです」
PROFILE
あおき・そらむ●'93年5月27日生まれ、長野県出身。O型。「ミュージカル・テニスの王子様3rdシーズン」の橘桔平役をはじめ、舞台「RE-INCARNATION RE-SOLVE」舞台「大きな木の下で?あの頃俺らの毎日はウザいくらいアツかった?」などに出演。
取材・文●鳥取えり
撮影●福岡諒祠、野口彈
※この記事はヨムミル!ONLINEの転載になります。
放送情報
ドラマ 弱虫ペダル Season2
放送日時:2017年8月18日(金)21:00~
チャンネル名:BSスカパー!
渡辺航による累計発行部数1700万部超の人気コミックを実写ドラマ化した続編。アニメやマンガを愛するオタク男子高校生・小野田坂道を主人公に、自転車ロードレースにかける高校生たちの熱い青春を描く。前シーズンでは千葉県立総北高校自転車競技部に入部し、成長した坂道が、部内選抜レースの末にインターハイ出場メンバーに決定。season2ではインターハイを舞台に、坂道ら総北自転車部と、強豪高校・箱根学園をはじめとしたライバルたちとの戦いが描かれる。監督は前シーズンに引き続き『下町ロケット』『半沢直樹』(ともにTBS系)を手がけた棚澤孝義。
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