AV業界に四苦八苦?永山絢斗が演じる"男体盛り"など過激設定が衝撃的!

「連続ドラマW モザイクジャパン」
「連続ドラマW モザイクジャパン」

(C)2014 WOWOW INC.

現在放送中の「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)に出演し、注目を集めている永山絢斗。主演の深田恭子が演じるヒロインにバックハグしながら長年ひめていた想いを告白し、視聴者を胸キュンの渦に巻き込んだことも記憶に新しい。そんな永山が、これまでのイメージを覆すような過激な舞台設定に挑戦したドラマがある。

「連続ドラマW モザイクジャパン」

(C)2014 WOWOW INC.

"禁断のドラマ"と銘打たれたそのドラマが、2014年に放送された「連続ドラマW モザイクジャパン」だ。物語の舞台はAV業界に乗っ取られた田舎町。東京の証券会社をリストラされた主人公が故郷に戻って再就職を果たすが、その会社がAVメーカーだった...という設定で、劇中の過激な描写と共に、地上波放送では実現しがたい攻めた内容も話題になった。

「Mother」(2010年)や「カルテット」(2017年)などで知られる脚本家・坂元裕二と、映画『謝罪の王様』(2013年)や『あやしい彼女』(2016年)の水田伸生監督がタッグを組み、これまでに何度もタブーに挑んできた「ドラマW」シリーズで、AV業界を真正面から描いている。

「連続ドラマW モザイクジャパン」

(C)2014 WOWOW INC.

永山が演じるのは、リストラされて地元に帰った理市。両親の勧めでGALAXYZという会社への再就職が決まるが、この会社はAVを中心にさまざまな事業を手掛ける新鋭企業。GALAXYZグループに巻き込まれてしまった田舎町で、理市は予想外のハプニングが連続する業務に翻弄され、同時に淡い恋心も交じり合いながら、怒涛の日々を送ることになる。

「連続ドラマW モザイクジャパン」

(C)2014 WOWOW INC.

じつは物語には深い人間心理や社会問題というテーマも巧みに織り込まれている本作。それをしっかり表現できているのは、役者たちの力があったからこそだろう。「理市が、帰郷し親しかった人々の変化に感じる葛藤や、AV業界で仕事をしている上で生まれる失望感、恋愛を交えて出る向上心などを誠実に演じたいと思っています」。これは放送前に発表された永山のコメントだが、彼の演技はまさしくこの言葉通りのものだった。

未知の世界に飛び込み、AV業界の様々なことを体験する理市は、視聴者が感情移入しやすいキャラクター。彼の誠実な視点こそが、この物語の核になっている。劇中で理市は女体盛りならぬ"男体盛り"をされたり、ハメ撮りに挑戦したりとハードなシーンであればあるほど、永山が作り上げたまっすぐで一生懸命な理市が魅力的に映るのだ。

「連続ドラマW モザイクジャパン」

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一方で、共演の高橋一生のハジけまくった演技も見逃せない。彼が演じるのは、GALAXYZの若きカリスマ社長・九井良明。クレイジーな発想でAV業界を突き進む風雲児で、ペヤングソース焼きそばに大量の唐辛子をかけて食べるとその口を札束で拭うなど、かなり変態的なキャラクターだが、高橋は嬉々として演じているように見える。もちろん、AV女優役にトライしたハマカワフミエや宮地真緒など、体当たりの演技を見せた女優たちの覚悟にも拍手を送りたくなる。

「連続ドラマW モザイクジャパン」

(C)2014 WOWOW INC.

多数のドラマや映画に出演し、その姿を見かけないシーズンのほうが珍しい永山だが、出演作に合わせて役の幅も着実に広げ続けている。今や大人の男に成長し、もうすぐ30歳の誕生日を迎えるが、彼が「モザイクジャパン」で見せたハマりっぷりは、今後も色あせることはないだろう。

文=HOMINIS編集部

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放送情報

連続ドラマW モザイクジャパン [R15+指定相当]
放送日時:2019年2月8日(金)23:15~(全5話一挙放送)
チャンネル:シネフィルWOWOW
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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