初カンヌで"世界"の注目を集めた窪田正孝、時代性を反映した愛すべきキャラがなぜハマる?

恩師である三池崇史監督の『初恋』で主演を務め、第72回カンヌ映画祭に初参加するなど、俳優としてノリに乗っている窪田正孝。最近はシリアスな演技が注目を集めている彼だが、実は3枚目な役どころも大の得意。そのユーモラスな演技を堪能できるのが、テレ朝チャンネル1で6月12日(水)から放送される2018年のドラマ「ヒモメン」だ。

あまりのだらしなさから実家を追い出され、恋人・ゆり子(川口春奈)の家に転がり込んだ"翔ちゃん"こと碑文谷翔(窪田)が、彼女の収入に頼るヒモとして生活する姿を描いたコメディドラマ。ラクして生きたいがモットーで、働かないことに情熱を傾け、すべての愛と時間を彼女に捧げるという潔いほどのヒモ魂を持つ彼のもとに、次々とピンチが訪れるストーリーだ。

「ヒモメン」

(C)鴻池剛・KADOKAWA/テレビ朝日

ダメ男でありながら、清々しさすら感じさせるチャーミングな魅力は、窪田の豊かな表現力ゆえ。例えば、ある事情から翔ちゃんが、倉庫作業の肉体労働をすることになる場面では、重い荷物に顔を歪め、腰を屈めてへばって見せたり、ゆり子に別れを告げられる場面では、あごが外れそうなほど口を大きく開けて大絶叫したり...。

大いに笑わせてくれる「ヒモメン」だが、その一方で、実は"働き方"にスポットを当てた社会派な側面もあり、翔ちゃん自身、意思に反することを自分の感情を押し殺してまでやる必要はないという"強さ"を体現する人物として描かれる。勝手に彼女のものをお金に変えるなど、もちろんダメな部分も多いが、滲み出るような人の良さや、芯を感じさせる言動など、真っ直ぐな人間性を体現したことによって、時代を象徴する愛すべきキャラクターになっているのだ。

「ヒモメン」

(C)鴻池剛・KADOKAWA/テレビ朝日

"Nロス"現象を巻き起こした「Nのために」(2014年)の成瀬役や、主題歌「Lemon」の大ヒットとも相まって絶大な人気を呼んだ「アンナチュラル」(2018年)の六郎役など、窪田正孝のハマリ役は数知れず...。作品ごとに"顔芸"とも言えるレベルでガラリと表情を変え、喜怒哀楽を表現する彼の演技にはアッパレというしかない。

2020年春の連続テレビ小説第102作「エール」の主演も決まり、"俳優・窪田正孝"の存在が、より一層の注目を集めることは必至!シリアスな演技以上に、その腕が試されるユーモラスな"3枚目"演技を、「ヒモメン」でぜひ再見してみてほしい。

文=HOMINIS編集部

この記事の画像

放送情報

ヒモメン
放送日時:2019年6月12日(水)13:10~
チャンネル:テレ朝チャンネル1 ドラマ・バラエティ・アニメ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

最新の放送情報はスカパー!公式サイトへ

記事に関するワード

この記事をシェアする

関連人物

関連記事