19歳の有村架純に会える！初々しい水着姿も

連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年)で一大ブレイク後、連続テレビ小説「ひよっこ」(2017年)で主演の座を射止め、国民的女優の地位を確立した有村架純。19歳当時のあどけない表情が楽しめるイメージ映像「有村架純 熱量」が、V☆パラダイスで放送される。熊本ロケで魅せる神秘的な表情や川遊びで童心に戻って戯れる水着シーンなど、ブレイク前の初々しい彼女に会えるお宝映像が満載だ。

話題を集めた朝ドラ「あまちゃん」でブレイクし、名実ともに人気若手女優の仲間入りを果たした有村。アイドルを夢見て岩手から上京する主人公の母・春子の若かりしアイドル時代を演じた。平成生まれとは思えないほど似合っていた聖子ちゃんカットが印象的で、20歳前後の素朴なあどけなさが残る顔立ちと秘めたる情熱が重なってはまり役だった。

ブレイク後はスタジオジブリ映画『思い出のマーニ―』(2014年)で初声優を務め、舞台『ジャンヌ・ダルク』(2014年)では初舞台にも挑戦。着々と活躍の場を広げていく。そんな有村の女優としての地位を不動のものにしたのは、2017年の連続テレビ小説「ひよっこ」だろう。満を持して射止めた朝ドラヒロインの座。役作りで体重を増やし、茨城から上京する少女役を好演し人気を博した。それ以降もさまざまなドラマや映画で主演やヒロインを務め、今年3月にはスペシャルドラマの「ひよっこ2」も放送されたばかり。活躍はとどまるところを知らない。

それにしても、上京する田舎娘役に縁がある女優だ。思うに、住み慣れた故郷を離れて上京し、困難を乗り越えて成長していく姿は有村架純そのものだからではないだろうか。情熱を秘めた原石が磨かれていく姿に人々は心ひかれる。今や国民的女優として演技に美しさに磨きをかけている有村の活躍ぶりは喜ばしい限りだが、故郷のアイドルが地元を巣立って都会で美しく成長し手の届かない存在になっていくような一抹の寂しさを覚えてしまう。そんな寂しさを芸能活動"ひよっこ"時代の映像が埋めてくれるかもしれない。原石時代の輝きをご堪能あれ。

文=中川菜都美

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