当時15歳の清原果耶の存在感も眩しい!藤井聡太竜王と同じく「中学生棋士」として注目を浴びた主人公を取り巻く人間模様が楽しい「3月のライオン」

「3月のライオン【前編】」
「3月のライオン【前編】」

数々の最年少記録を塗り替え、常に将棋ファンの熱い視線を集めている藤井聡太竜王。昨今の将棋ブームの引き金となったのは、彼の異次元の活躍ぶりに他ならないが、エンタテイメントの世界でその人気を高めた作品の1つに、羽海野チカの漫画「3月のライオン」がある。

現役プロ棋士・先崎学監修の下、将棋界の闘いや人間模様を描いたこの漫画は、第18回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞するなど高く評価され、現在も連載を続けている。そして同作の世界観を豪華なキャスティングと共に実写映画化し、大いに話題を集めたのが2017年の映画「3月のライオン」【前編】【後編】だ。

主人公の桐山零を演じた神木隆之介(「3月のライオン【前編】」)
主人公の桐山零を演じた神木隆之介(「3月のライオン【前編】」)

(C)2017映画「3月のライオン」製作委員会

本作は、17歳の将棋のプロ棋士・桐山零と、彼を取り巻く人々の終わりなき冒険の物語。幼い頃に交通事故で家族を失った零は、父の友人であるプロ棋士・幸田に引き取られる。生きるために将棋の道に進むが、今は家を出て東京の下町に一人で暮らしている。深い孤独の中で縋りつくように将棋を指し続けていたある日、近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会う。彼女たちとの賑やかな食卓に居場所を見出した零は、"支え合いながら生きる"温かな関係に触れ、棋士としても1人の人間としても成長を遂げていく。

「3月のライオン【前編】」
「3月のライオン【前編】」

(C)2017映画「3月のライオン」製作委員会

藤井聡太竜王と同じく中学生でプロ棋士としてデビューした主人公の零には、神木隆之介が起用された。天才子役から実力派俳優へと成長した神木が、零の中の孤独や怒り、秘めた闘志、その生き様を体現する。"演じる"というよりも零として生きる――そんな自然体な佇まいが印象的だ。

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放送情報

3月のライオン 前編
放送日時:2023年2023年3月12日(日)17:30~
3月のライオン 後編
放送日時:2023年2023年3月12日(日)20:00~
チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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