17歳の高杉真宙が脅迫!?「仮面ライダー鎧武/ガイム」で二面性キャラを好演!

近年、ドラマや映画の話題作に多数出演し、子供から大人まで幅広い世代に知られる人気俳優・高杉真宙。2009年にデビューした高杉だが、2017年は彼にとって飛躍の年となった。主演作を含め数多くのドラマと映画に出演。中でも、葉山奨之とW主演したドラマ「セトウツミ」(テレビ東京系)は、関西の男子高校生2人が河原でしゃべるシーンを軸にした異色作で、毎回繰り広げられるシュールな会話がジワジワくると話題になった。

2018年は、ギャンブルの強さが生徒の階級を決める学園での戦いを描いた人気漫画原作のドラマ「賭ケグルイ」(TBS系)に出演。小心者の少年・鈴井涼太という、普段はクールな役が多い高杉からは想像できないテンパるキャラクターを見事に演じ、頭を抱えたり、歯を食いしばる姿など、俳優として新たな一面を見せた。映画にも主演作を含め6本に出演。少女漫画原作の青春映画『虹色デイズ』では、佐野玲於、中川大志、横浜流星とともに主演し、爽やかな笑顔で多くの女性ファンの心をつかんだ。

その勢いは今年も止まらない。『十二人の死にたい子どもたち』『映画 賭ケグルイ』などの話題作に出演。さらに9月には、視力を失った元女性警官と猟奇殺人鬼の戦いを描いた韓国映画『ブラインド』のリメイク『見えない目撃者』、10月には小林少年のひ孫にあたる主人公・小林芳狼を演じる、江戸川乱歩の名作「少年探偵」シリーズの舞台を現代に移した『超・少年探偵団NEO -Beginning-』の公開が控えている。

(C)石森プロ・東映

映画にドラマに引っ張りだこの高杉は、小学6年生の時に女の子に間違えられてスカウトされたのがきっかけで芸能界に入ったという。そんな彼を一躍有名にしたのが、若手俳優の登竜門とされる平成仮面ライダーシリーズだ。その第15作、2013年~2014年に放送された「仮面ライダー鎧武/ガイム」で、巨大企業ユグドラシル・コーポレーションの重役の御曹司であり、仮面ライダー龍玄に変身する少年・呉島光実を演じた。

光実は素性を隠して、佐野岳演じる主人公・葛葉紘汰が用心棒を務めるダンスチーム「鎧武」に参加。紘汰や仲間たちと語り合う姿は純真な少年そのものだ。その一方で、大切なものを守るためなら手段を選ばない人物としても描かれる。紘汰の代わりにチームを守ろうと、仮面ライダーに変身するための"戦極ドライバー"を相手から脅し取るシーンでは、別人かと思うほど空気が変わるのだ。

高杉はそれまでにもいくつかドラマに出演しているが、本作で二面性を持つ人物を見事に演じ切ったことで高い評価を得て、人気俳優へと飛躍していく。そんな俳優・高杉の出世作ともいえる「仮面ライダー鎧武/ガイム」は、8月22日(木)より東映チャンネルで放送される。若くして才能を光り輝かせる17歳の高杉の姿に、きっと驚かされることだろう。

文=堀慎二郎

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放送情報

仮面ライダー鎧武/ガイム
放送日時:2019年8月22日(木)6:00~
※毎週(木)6:00~
チャンネル:東映チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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