現役ナースのプロコスプレイヤーとして人気を博し、ドラマ、雑誌、舞台など活躍の場を広げている桃月なしこが、9月26日(木)より上演する「誰ガ為のアルケミスト 舞台版『聖石の追憶-闇ヲ見つめる者-』」に出演する。
同舞台は、全世界で900万ダウンロードを突破した本格タクティクスシミュレーションRPG「誰ガ為のアルケミスト」の舞台化第2弾。原作ゲームの中でも人気のキャラクターたちが登場するイベントクエスト「聖石の追憶」をベースに、オリジナルキャラクターも登場する新しいストーリーを描く。
今回、同舞台で聖教騎士団の第一騎士団団長・ヤウラスを演じる桃月に、稽古の合間にインタビューを敢行。舞台に懸ける思いや稽古の様子、苦労していることなどについて語ってもらった。
――舞台出演を初めて聞いた時の感想は?
「『タガタメ』は以前に(原作ゲームの)CMでもお世話になっていましたし、舞台をやっていたことも知っていたので、出演できると聞いて本当にうれしかったです。CMは私にとって初めてのCM出演でしたし、その撮影で初めてお芝居をしたということもあって、『タガタメ』に対する思い入れは一層強いんですよ!」
――稽古はいかがですか?
「めちゃめちゃ難しいです...(泣)。2.5次元の舞台も、殺陣も、ダンスも、全てが初めての挑戦になるので、けっこうキャパシティーオーバーしてるところがありますね。共演者の皆さんが経験者ばかりなので、皆さんの足を引っ張りながらも頑張っているという感じです。何か1つでも得意なものがあれば他を頑張れば良かったのですが、全て等しく頑張らなければいけないのが1番大変です。キャストのみんながそれぞれの経験を生かして、私に指導してくださっています」
――前作でヤウラスを演じられた梅田悠さんからも教わっていると聞きました。
「梅田さんは今回オープニングダンスの振り付けで来てくださっているんですけど、合間の時間に"美しい剣の振り回し方"を教えていただいたりしてます!」
――これから本番に向けての課題は?
「ヤウラスは剣の達人なのでめちゃめちゃ強いんですけど、現状の私の殺陣だとただ棒を振り回しているだけみたいなのでめちゃめちゃ弱そうなんです(笑)。だから、そこをいかにカッコ良く見せられるかというのが課題ですね」
――注目してもらいたいポイントは?
「お芝居自体は初めてではないので見てくださった方もいらっしゃると思うのですが、殺陣とダンスは他人に披露するのが本当に初めてなので、そこに注目していただいて『頑張ってるな~』っていう目で見てもらえると」
――ビジュアル撮影ではヤウラスの衣装に袖を通したと思いますが、その時の感想は?
「あの衣装は前のキャストである梅田さんが着られていた衣装なので、サイズが梅田さんのサイズなんです。だから、着た瞬間に『きつい...!』って思いました(笑)。前作からキャストが変わったキャラクターの中で、1番体格差があるのがヤウラスなんですよ。『梅田さん、ほっそ~い』と思いながら、"なんとか入れた"という感じでした」
舞台情報
「誰ガ為のアルケミスト 舞台版『聖石の追憶-闇ヲ見つめる者-』」
9月26日(木)~29日(日)
東京・銀座 博品館劇場