竜星涼が、9月5日に開催された「第31回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE」に出演した。
同イベントは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている史上最大級のファッションフェスタ。31回目となる今回は、新型コロナウイルス感染症の感染状況や政府のイベント開催制限緩和措置の見送りを受け、オンラインにて生配信で行われた。
竜星は、「TGC SPECIAL COLLECTION2」のステージとインタビューブースで行われたモデルインタビューに登場。
今回、出演後の竜星にインタビューを行い、ステージの感想やプライベートでの買い物などについて語ってもらった。
――ステージの感想は?
「前回も出演させていただきましたが、今回はステージ自体が低くなっていて、まさに配信用という感じで...。新しい時代に突入したという感じがしましたね」
――無観客でオンラインというかたちは、表現の仕方も変わりますか?
「TGCのようなショーはお客さんの声援ありきのイベント色が強いものですし、一方でパリやミラノのコレクションなどはお客さんの視線があって、そこに緊張感みたいなものが生まれると思うんですけど、今回はカメラがその役割を果たしていて、ニーズが変わってきたのかなという感触がありました。今回はお客さんの反応がないぶん難しさを感じました」
――普段のお買い物について教えてください。
「僕はコレクションを見て、そのコレクションルックで欲しい物があった場合に、それが日本に入っているのかを調べて買うというかたちですね。日本未入荷の物も多かったりするので、入ってこない物に関しては海外に行く機会を設けたり、ネット通販を利用しています」
――今年の秋冬の注目アイテムは?
「この間、DiorのMA-1を買いました!黒とネイビーのハーフ・ハーフになっている物なんですけど、それはコレクションルックで見ていてすごく目を引いて『いいな』と思っていたし、何よりMA-1って防寒着としてさらっと着るのに最適だなということに最近気付いて、(購入した理由としては)『着やすさ』『楽さ』『どの場面にもマッチする』という利便性も含めてなんですけど。ただ、コレクションではブローチが付いていたんですけど買った物には付いていなくて、お店の方に聞いたら元々付いている物ではなく別売りの物だったらしく、ブローチもつい買っちゃいました(苦笑)」
――モデル活動の醍醐味はどんなところに感じていますか?
「役者の方は作品という総合芸術の中で"役を理解する"という面が強いのに対して、モデルの方は服を見せるもので"自分に標準を向けない"というのが目的。僕にとってモデルのお仕事は、"大好きなファッションというものにつながっていられる場所"という感じですね」
――役者としても活躍されていますが、今後の役者としての展望は?
「挑戦し続けることが一番なのかなと思っています。挑戦するということが自分を大きくすると思っていますし、それが積み重なっていったら、ずっと憧れている昭和の銀幕スターのような人になれるんじゃないかと信じています」
文=原田健 撮影=中川容邦
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