
阿部寛が主演を務める映画「ショウタイムセブン」が2月7日(金)に全国公開される。
国民的ニュース番組「ショウタイム7」を降板させられた元人気キャスター・折本眞之輔(阿部)がパーソナリティーを務めるラジオ番組に、1本の脅迫電話がかかってくる。その直後、犯人の予告通りに発電所で爆破事件が起こった。交渉人として指名された折本は、降板した「ショウタイム7」に乗り込み、生放送中に犯人とやりとりをするが予測不能のラストが待ち受けていて...。
今回は折本の後任として「ショウタイム7」のキャスターとなった安積征哉役の竜星涼と、新人アナウンサー・結城千晴役の生見愛瑠に話を聞くことができた。

――緊迫感ある展開が続く本作。実際にこの世界観に飛び込んでみていかがでしたか?
竜星「初めてアナウンサーの役を演じさせていただいたのですが、楽しみな気持ちが反面、役者として試されてる感じもあるじゃないですか。『そもそも滑舌大丈夫かな』みたいな」
生見「確かに(笑)」
竜星「実際に生放送のニュース番組を担当しているスタッフの方々が来てくださったので、初日はすごく緊張しました(笑)。本当に皆さんテキパキと動くんですよ。本物のニュース番組感もあって、飲まれてしまいました」
生見「分かります(笑)。竜星さんがおっしゃったような緊迫感もそうですけど、私にとっては長回しが初めてだったんで、初日からずっと緊張していました」
――役としてはもちろんですが、ご本人の心情的にも本物のキャスターとして、アナウンサーとして生放送をやっている感覚にもなりそうですね
生見「本当にそうです。『私のところで間違えられない!』っていうか」
竜星「そうだよね。『阿部さんが長い台詞を話したあとだしな〜』みたいなね(笑)」
――違和感がないようにキャスターやアナウンサーとしていなければなりませんし、生放送的に物語は進みますし...普段の作品とはまた違った雰囲気なんですね
竜星「阿部さんも含めてそうだったと思うのですが、映画撮影用のカメラと、ニュース番組用のカメラがあって、それが全部自分に向けられていると思うと圧迫感を感じるんです。気を抜けないし、ずっと緊張感も保たないといけないし、普段やっているお芝居よりかなり大変でした(笑)」
生見「カメラ目線で演技をすることってあまりないじゃないですか。本番では、情報を伝えることに一生懸命になって、めっちゃ難しかったです。感情を入れるのもダメだったので、アナウンサーさんって本当にすごいなと思いました」

映画情報
映画「ショウタイムセブン」
公開日:2月7日(金)
監督・脚本:渡辺一貴
出演者:阿部寛、竜星涼、生見愛瑠、井川遥、吉田鋼太郎ほか
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