宮沢氷魚大鶴佐助が二人芝居に挑戦!コロナ禍の今こそ見るべきステージ

松尾スズキの初翻訳で話題となった絵本をノゾエ征爾が舞台化した「ボクの穴、彼の穴。The Enemy」。"見えない敵"と闘うという今の社会を映したテーマに、宮沢氷魚と大鶴佐助が二人芝居で挑んだこの舞台が、11⽉28⽇(土)にWOWOWライブにて放送される。

PARCO劇場オープニング・シリーズ第1弾「ピサロ」ではインカ王を神々しく演じた宮沢、そして将軍ピサロの小姓マルティンを繊細に表現した大鶴。彼らが二人で挑んだ「ボクの穴、彼の穴。The Enemy」は、戦場に残された二人の兵士が"見えない敵"におびえ、疑心暗鬼にかられていく。世界中が新型コロナウイルスに翻弄されている中で上演された作品だ。

出演する宮沢は「自粛期間を経て、孤独を感じたみんなが他人事とは思わず受け入れ、感じることができる。だからこそ、この作品を2020年にやるのはすごく意味があると思います」、大鶴は「このご時世、誰のせいでもないけど、自分が怖いから疑心暗鬼になる。この舞台では、最後は"そうじゃない"って気づける希望がある作品です」とそれぞれコメントした。

翻案・脚本・演出を手掛けたノゾエ征爾は「今まで気楽に観られたものが、何かがよぎりながら観客は劇場に来るかもしれない。以前よりも覚悟を決めて舞台に臨まなければと思います」と語っている。ウイルスという"見えない敵"や猜疑心と戦わなければならない今だからこそ、見るべきステージといえそうだ。

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放送情報

ボクの穴、彼の穴。The Enemy
放送日時:2020年11月28日(土)19:00〜
チャンネル:WOWOWライブ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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