俳優・高橋文哉が熱演!令和仮面ライダーの魅力とは

現在放送中のドラマ「先生を消す方程式。」の藤原刀矢役や、「アニメ カピバラさん」のナレーションなど、今年活躍の場をぐっと広げた俳優・高橋文哉。昨年、主役の飛電或人役に大抜擢となった「仮面ライダーゼロワン」のTVシリーズは8月に最終回を迎えたものの、12月18日(金)に全国公開される『劇場版 仮面ライダーゼロワン』で再び飛電或人として帰ってくる。

その前に改めてチェックしておきたいのが、東映チャンネルで12月6日(日)に放送される『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』だ。本作は「仮面ライダーゼロワン」と「仮面ライダージオウ」をメインにした記念すべき令和仮面ライダー劇場版の第1弾。

「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」より

(C)2019「ゼロワン/ジオウ」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

舞台は、人間がヒューマギアに支配されている世界。タイムジャッカーにより改変された歴史に驚く仮面ライダーゼロワンこと飛電或人(高橋文哉)は、ヒューマギアのアナザーゼロワン(和田聰宏)の存在によりゼロワンとしての能力を失ってしまう。本来の世界に修正するため、或人は仮面ライダージオウだったときの記憶がよみがえった常磐ソウゴ(奥野壮)と一緒に、12年前にタイムトラベルすることに...。

本作で注目したいのはTVシリーズで語られることの無かったゼロワン誕生の秘密が明かされるという点。12年前に死んだはずの或人の父代わりのヒューマギア・飛電其雄(山本耕史)の活躍、そして或人と戦わなくてはならくなるまでの描写も涙なしには見られない。また、其雄「お前は誰の後継者でもない。お前はお前の時代の1号なんだ」というセリフも新時代の仮面ライダーを意識させるものだった。

(C)2019「ゼロワン/ジオウ」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

そして、迫力あるアクションシーンも本作の目玉。或人はもちろんのこと、ジオウ組のソウゴ、明光院ゲイツ(押田岳)、ウォズ(渡邊圭祐)、ツクヨミ(大幡しえり)らの生身のアクションや、架空銃ではない銃器アクションもふんだんに盛り込まれており見応えは抜群だ。もともと表情豊かな性格の或人も、痛みや怒り、喜びなど感情を豊かに表現。過去のライダーたちよりも口数も心なしか多い気がする或人のキャラクターを高橋がしっかりと演じ、オリジナリティあるライダーになっている。

12月の新作映画は、「仮面ライダーセイバー」と豪華2本立て。新作映画を見る前に、本作で高橋扮する令和ライダーの劇場版第一弾を復習したい。

文=津金美雪

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放送情報

仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション
放送日時:2020年12月6日(日)10:00~
チャンネル:東映チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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