結成25周年、TEAM NACSの素が垣間見える！？大泉洋らメンバーが収録を振り返る

今年結成25周年を迎えるTEAM NACSが、同じく開局30周年を迎えるWOWOWと新プロジェクトを発足！全9回のSPシリーズ「がんばれ！TEAM NACS」がWOWOWプライムで放送中だ。番組ジャンルは「ドラマ」だが、＂周年企画に臨むNACS＂というシチュエーションの下、メンバーの素が垣間見られる虚実皮膜のドキュメント風！？エピソードが展開される。

森崎博之「企画を最初に聞いた時からずっと＂？(ハテナ)＂でした。撮り終わった今も、『誰が見るの！？』と不安ですよ(笑)」　

安田顕「構成に竹村武司さん(「山田孝之の東京都北区赤羽」'15年・テレビ東京系など)、監督に堀切園健太郎さん(「七つの会議」'13年・NHK総合など)というそうそうたる面々のお陰で、編集の力もあって風変わりな作品になりました」

戸次重幸「『-北区赤羽』のテイストと伺っていたので、『だとしたら絶対せりふを起こさないでください』と企画時にお願いをしました。で、流れだけ決める形に。実際撮ってみると一発撮りで集中できて、とにかく楽しかったです」

大泉洋「せりふがないっていうのはちょっと不安もありました。僕ら、エチュード(即興芝居)はやらない劇団なんで。でもやってみたらアドリブで案外できるもんだな、と。あれが全部せりふだったら覚えられない量でした。これからドラマは全部アドリブでもいいですかね(笑)」

音尾琢真「こちらもいろいろアイデアを出して、採用されたりされなかったり。撮ってみると、せりふを覚えないで現場に行くのは楽でいいなと思いましたね」

メンバーそれぞれの企画や個性が、構成にも反映されている。特に目玉は＂新メンバーオーディション＂企画だ。

戸次「オーディション担当は戸次ということになっていますので、そこに懸ける私のやる気を見ていただければ...！」

大泉「北海道にゆかりがある方、ない方も含め...これは見てのお楽しみですが、本当に豪華な皆さんが出てくれて。25年やってきたご褒美でした」

森崎「オーディションの日は人生で最も豪華な1日でした。これが食べ物だったら、あっという間にお腹壊すぐらい、次から次へと豪華料理が出てきましたから」

大泉「最後、若干胸焼けね(笑)。私個人では、超ビッグアーティストとのコラボ歌唱、あと吉田羊さんとの大人の男女のお芝居を見ていただきたいです(笑)」

音尾「既に2話まで配信で見られるようになっていますが、私がある企画で監督として真剣に務めている様もぜひ！」

安田「僕はね、いろいろなコスプレをします...(だんだん小声に)馬糞の怪人になったり、パンティーをかぶったりしているんですけれど、あくまで＂設定＂があるということを、お忘れなきよう！」

森崎「森崎が見てもらいたいのは、やはり北海道愛ですね！この土地と、おじさんとのロマンスを感じていただけたら」

25年の歳月を経て、チームの結束はまた一段と強くなってきたようだ。

大泉「アドリブだけでこれだけ面白くできるのは、やっぱり僕らだから。僕らにしかできないよねって強みは感じますね」

戸次「ここまで続いたのは、ひとえにファンの皆さんのお陰ですよね」

安田「求めてくださるんだったら他に行く理由がないですからね」

音尾「作られたチームじゃない、勝手に作っちゃったチームですからね、見る方はそこを応援してくださっているのかな」

森崎「映像を見ると、こんな笑い方するかな？っていう程笑顔なんですよ。おじさん達の面白い生態としても楽しめますよ」

撮影＝山田大輔　取材・文＝magbug　スタイリスト＝九(Yolken)　ヘアメーク＝横山雷志郎、諸橋みゆき(Yolken)、白石義人(ima.)、西岡達也、岩下倫之(Leinwand)　衣装協力＝suzuki takayuki、EPOCA UOMO、MONSIEUR NICOLE、wjk、NOLLEYS、その他スタイリスト私物

TEAM NACS●もりさき・ひろゆき＝'71年11月14日生まれ／やすだ・けん＝'73年12月8日生まれ／とつぎ・しげゆき＝'73年11月7日生まれ／おおいずみ・よう＝'73年4月3日生まれ／おとお・たくま＝'76年3月21日生まれ／北海道・北海学園大学演劇研究会出身の5人による演劇ユニット。舞台に映像にとマルチに活躍中。

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