TEAM NACSが北海道を熱くする!結成25周年を迎えた超人気劇団ユニットの新たな挑戦

森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真の5人が、北海学園大学演劇研究会時代の1996年に結成された劇団ユニット・TEAM NACS。彼らがひとたび舞台を行うとなれば、チケットは即完売となるプラチナチケットへと早変わり。メンバー全員が北海道出身のローカル劇団から"日本一チケットが取れない"と言われる人気劇団ユニットになった彼らにとって、今年は結成25周年のメモリアルイヤーにあたる記念すべき年だ。

■TEAM NACSの人気は北海道から日本全国へ

もともと、森崎と安田の大学卒業とともに解散となるはずだったTEAM NACS。ところが、就職していた2人が復帰する形で1997年に早くも再結成されると、メンバー個々による活発な俳優やタレント活動も手伝って徐々に知名度が向上。活躍の場は北海道から日本全国へと広がっていった。

その中でも、目覚ましい貢献を果たしたのが、北海道が生んだ大スター・大泉だ。現在では多くのドラマや映画に引っ張りだこの人気俳優である一方、マルチタレントとしてもお茶の間を賑わすその活躍ぶりは改めて語るまでもない。

そんな大泉の出世作として知られるのが、ローカルバラエティー「水曜どうでしょう」だ。一躍スターダムにのし上がった大泉を一目見ようと、多くのファンが劇場に押し寄せるようになったという。大泉の縦横無尽の活躍は、間違いなくTEAM NACSのブレイクにつながったと言えるだろう。

■結成25周年を記念したプロジェクトが始動

そして今年、TEAM NACSの結成25周年を記念した超ビッグプロジェクト「がんばれ!TEAM NACS」が、今年で開局30周年を迎えるWOWOWで始動。そのプロジェクトで、TEAM NACS最年少の音尾が学生時代から温めていたという「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ」が自身初監督作品として映像化される。

本作はその名の通り、あの名作ハリウッド映画を戦隊ヒーロー企画にオマージュ。悪役・バフン男(安田)とラスボス・女帝デロリアン(吉田羊)の野望を打ち砕くべく、ドクレッド(森崎)、ドクブルー(大泉)、ドクピンク(戸次)のバック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズが立ちはだかるというストーリーだ。

メンバーから「お金かけすぎているけど大丈夫?」という困惑の声が上がるなど、破格のスケールで展開される周年コラボレーション企画。WOWOWプライムでは初夏からの全9話の本放送を前に、3月7日(日)と14日(日)にepisode1と2が先行放送される。結成25周年のTEAM NACSの新たな挑戦に注目したい。

文=安藤康之

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放送情報

がんばれ!TEAM NACS
放送日時:2021年3月7日(日)23:00~
チャンネル:WOWOWプライム
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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