岩城滉一の発想にバラエティの鬼才・マッコイ斉藤も脱帽...

岩城滉一の"SENSE"の極みを余すところなく引き出す「～岩城滉一 Bike Style Life～ 51 SENSE」のシーズン2が、10月25日(月)より動画配信サービス「SPOOX」にて独占配信される。

同番組は、芸能界に身を置きながら、自らレーシングチームを主宰し、二輪、四輪を問わずレーサーとしても知られる岩城に密着し、センスを掘り下げていくというもの。シーズン2では、北海道への1500㎞ツーリングに始まり、電動バイク「サーロン」の大会に密着するほか、ジェットサーフィンや名車「ミニモーク」などの見慣れないマシンも登場する。

今回、岩城と監修を務めるマッコイ斉藤にインタビューを行い、シーズン2に向けた意気込みや見どころ、こだわりなどについて語ってもらった。

――シーズン2の話を聞いた時の感想は？

岩城「単純にうれしかったです。観てくれている方がそんなにいらっしゃるんだということにまず驚いたし、感謝しました。一方で、皆さんの期待も大きくなってくるだろうし、『ただ自分の好きなことだけをやっていていいのか？』というような責任みたいなものが大きくなってくるな、と。ただ、命までは懸けてないけど体張って遊んでいるんで、期待されればされるほど燃える性格でもあるから、『ちょっと脅かしてやろうか』ってなるしね(笑)」

マッコイ「シーズン1をやらせていただいている時は、お互いにいろいろ探りながら、岩城さんも何を求められているのか考えながらやられていたと思うんです。でも、ボクシングでいえばシーズン1でいいスパーリングができた状態なので、シーズン２では岩城さんへの理解度が増して、遊びの規模もレベルも見せ方もレベルアップしていると思いますので、より岩城さんの魅力をお届けできるんじゃないかな、と」

――今シーズンの見どころは？

マッコイ「岩城さんのやりたいこと、スタッフが観てみたいことが全て詰まっています。本当に台本がないので、『岩城さんって、こんなに命を懸けて遊ぶんだ！』というドキュメントです。『岩城さんって、こんなことするの？』とか『こんなところまで行っちゃうの？』という驚きがたくさんあります」

岩城「撮影の日に朝起きて、『青森の大間でマグロ食おう』って思って、東京から900㎞くらい走りましたかね(笑)」

マッコイ「我々スタッフは箱根に行こうと思ってたんですけど...(苦笑)」

岩城「で、2日目はフェリーで北海道に入って、僕ら(ツーリング仲間)が基地としている弟子屈(てしかが)まで600㎞弱！さすがに2日目はつらかったね。冬の格好じゃなかったから、寒くて...」

マッコイ「弟子屈って知床のほうですよ？ほぼ横断です。それを2日間でやってるんですよ。もうスタッフびっくりです。でも、それだけ発想がすごいから、僕らも岩城さんを撮っていてドキドキするんですよ」

――どのような方に見てもらいたいですか？

岩城「僕はレースをやっていたからメーカーの人とお話することが多くて、若い人たちが乗らないからバイクや車が売れなくて困っているそうなんです。だから、若い人たちにも見てもらって『こういう遊びもあるんだ』と思ってもらえたらそれでいいし、僕と同じ年代の人が『ここまでじゃなくても、ちょっとやってみようかな』って思ってくれたらそれでいいかなって」

――演出上のこだわりを教えてください。

マッコイ「この番組は岩城さんのドキュメンタリーで、それを僕らがどう料理するかという目線で作っています。岩城さんって一緒にいると面白いんですよ。突然、名言がいっぱい出てきたり、何をやり始めるのか分からないというところが面白いんです。そんな中で、広大なところではドローンを使って広い画で自然の中で遊んでいる姿を映すなど、カット割りにもこだわりながら、岩城滉一さんの人間味、こだわり、世界観に迫っています」

――番組では岩城さんの"SENSE"を掘り下げていきますが、「"SENSE"がある」と思われる方は？

岩城「いろいろ教えて、何でもできるようになったのはヒロミですかね。あいつは大したもので、泣きを入れないし、諦めない。できるまでやるんですよ」

マッコイ「好きを貫いている人がカッコいいと思うのですが、バイクでいえば(元TOKIOの)長瀬(智也)くんですね。バイクを愛している感じがすごくするので」

文＝原田健

この記事の全ての画像を見る