眞島秀和「行った先の土地のお酒を探して買うようになりました」自身も影響を受けた新感覚ドラマを語る

眞島秀和さん主演のグルメドラマ「#居酒屋新幹線」がチャンネル銀河で放送される。日帰り出張で日本中を飛び回るサラリーマンの高宮進(眞島)の楽しみは、帰りの新幹線でご当地グルメを嗜たしなむこと。東北新幹線を舞台に繰り広げられる新感覚のテイクアウトグルメドラマが誕生した。

「新幹線の中で1人で飲んで食べて帰ってくるというお話だと聞いて、最初は「ちゃんとドラマになるのかな?」と思いました。でも、台本を読んでみたらイメージできましたし、しかも旅ができるということもあって、いつものドラマより肩の力を抜いて、撮影そのものをより楽しめそうだなと。旅番組のロケに出掛けるワクワク感が生まれてきました(笑)」

現地では人との会話や触れ合いがあるが、メインとなる新幹線の車内のシーンは1人だけの芝居となる。

「中年男性が1人で新幹線に乗っている時って、そんなにはしゃいだりしないじゃないですか(笑)。後で別録りのモノローグ(ナレーション)で『なんておいしいんだ!』などとかぶせるので、芝居自体は実際に新幹線に乗っていてもおかしくないぐらい静かなリアクションをしていることが多いですね。食べている物のおいしさをどう伝えようか考えて、普段よりも1口で食べる量を多めにしてみました」

グルメドラマ「#居酒屋新幹線」で主演の眞島秀和
グルメドラマ「#居酒屋新幹線」で主演の眞島秀和

19(土)放送の#9、26(土)放送の#10〜12は初放送のエピソード。その中でも#10は高宮が"居酒屋新幹線"を始めるきっかけとなった師匠(モロ師岡)との出会いを描いた重要な回になっている。

「車内のシーンはいつも1人芝居なんですけど、通路を挟んだ席にモロさんがいらしたことがうれしくて、できあがった映像を見たら、通路側に体を乗り出したりして"はしゃいでる感"が出てしまっていました(笑)。想像もしていなかったようなせりふの言い方をしたりして、モロさんも楽しかったんじゃないかな」

眞島さん自身もドラマに影響を受けて、実際に居酒屋新幹線を楽しんでいるという。

「新幹線で移動する時は、行った先の土地のお酒を探して買うようになりました。ドラマの中ほど品数は多くないですが、その土地の名産品をいくつか買って車内で広げています。みなさんにもぜひ試してもらいたいですね。瓶のお酒を飲もうと思っている方は、マイ栓抜きを忘れないように(笑)」

ましま・ひでかず●1976年11月13日生まれ、山形県出身。1999年に映画「青~chong~」でデビュー。「サウナーマン~汗か涙かわからない~」(2019年・テレビ朝日系)、「麒麟がくる」(2020年・NHK総合)などに出演。2022年公開の映画「大怪獣のあとしまつ」「ある男」への出演も決まっている。

撮影=中川容邦 取材・文=田中隆信 ヘアメーク=佐伯憂香 スタイリスト=増井芳江

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放送情報

#居酒屋新幹線

放送日時:2022年2月5日(土)19:00~

チャンネル:チャンネル銀河

※放送スケジュールは変更になる場合があります

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