町田啓太の二面性が怖い!?劇団EXILE総出演で挑んだドラマ「JAM -the drama-」

劇団EXILE総出演の因果応報エンターテイメント『jam』(2018年)から3年後に再始動したjamプロジェクトが再び、SABU監督とタッグを組んで製作されたドラマ「JAM -the drama-」と世界観をそのままにメンバーがパフォーマンスした舞台『JAM -ザ・リサイタル-』。ドラマは落ち目の演歌歌手・横山田ヒロシ(青柳翔)、ヒロシが過去にゴミ箱に捨てた曲「MASAKO」をヒットさせ、付き人からスターになり上がった港町タカシ(SWAY)、意識不明の恋人の回復を祈りながら、ヒロシやタカシ、そしてレスリー・チャンチャン(佐藤寛太)らが結成したBIRTHDAY BOYSを率いて芸能プロを設立する西野タケル(町田啓太)、映画で無口で尖った青年だったのがドラマでは急展開を見せる川崎テツオ(鈴木伸之)など、八代亜紀や純烈も出演。歌やダンスのみならず、アクションあり、殺陣あり、超能力、霊感ありと先が読めない展開だ。ちなみに女性誌で"国宝級イケメン"に選ばれるほど端正な顔立ちで、"好青年"という言葉がピッタリの町田啓太が「JAM -the drama-」で見せたのはイメージとは違う新鮮さのある役柄と演技。視聴者を驚かせた町田の役どころ、華やかな『JAM -ザ・リサイタル-』の見どころとは?

町田啓太ら劇団EXILEが出演した舞台『JAM -ザ・リサイタル-』
町田啓太ら劇団EXILEが出演した舞台『JAM -ザ・リサイタル-』

■町田演じるタケルの二面性や暴走が怖いとSNSでも話題に

ドラマで視聴者をビビらせたのはタケルが記憶をなくして入院中の恋人、美咲に優しく微笑みかけながら、自分が投げたボールが顔面を直撃したことや、クリスマスパーティの最中にガスボンべが爆発したことなど、忌まわしい思い出ばかり語り、ストーカーのように「君のことなら何だって知ってるよ」と囁く回だ。うなされた彼女はついに病院を脱走するのだが、タケルがすごい形相で全力疾走で追いかけるシーンはもはやゾンビホラーの様相で"怖すぎる"などの声が相次いだ。タケルは何かと暴走する性格で、芸能プロを設立したり、ヒロシに「あなたのファンは40代から50代の女性が中心ですよね」とディナーショーより罪の意識がなく足を運べるランチショーを開催することを提案したり、胡散臭く見えるのが面白い。なお、『JAM -ザ・リサイタル-』では前説にタケルが登場。両手を広げて観客に想像することや宇宙について語りかけるのも怪しさ満点だ。

■演じたキャラでおなじみの曲や初披露曲が聴けるリサイタル

劇団EXILE総出演に加え、純烈もゲスト出演(2021年11月東京公演)したのが『JAM -ザ・リサイタル-』だ。公演では『jam』と「JAM -the drama-」のダイジェスト映像も流れ、初心者にも優しい演出。ド派手な伝説のダンサー、ピーチ先生のもと特訓を受けて誕生したエアボーカルグループ、BIRTHDAY BOYS(秋山真太郎、小澤雄太、小野塚勇人、八木将康、佐藤寛太)の曲や港町タカシの唯一のヒット曲「MASAKO」にラップを融合させた「MASAKO THE ギャラクシー」が新たに披露され、ドラマでいきなり歌わされることになったテツオのアコギでの弾き語り、横山田ヒロシのムーディーで色気のある歌や純烈のシングルのカップリングとしてリリースされた横山田ヒロシ、港町タカシ、純烈によるコラボ曲「今夜 涙じゃ帰れない」も歌われた。MCコーナーも楽しく、リサイタルならではのショーアップしたステージや初披露の曲たちも。ドラマを踏襲し、シュールでコミカルでエンターテインメントな世界がステージでも展開されている。

文=山本弘子

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放送情報

JAM -the drama-(全8話)
放送日時:2022年6月3日(金)スタート毎週(月)~(金)6:00~
チャンネル:日本映画専門チャンネル
JAM -ザ・リサイタル-
放送日時:2022年5月29日(日)11:00~、6月3日(金) 16:55〜
チャンネル:日本映画専門チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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