山下美月&高橋文哉が演じる後輩キャラも愛しい「着飾る恋には理由があって」

「着飾る恋には理由があって」に出演する山下美月と高橋文哉
「着飾る恋には理由があって」に出演する山下美月と高橋文哉

現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」で主人公・舞(福原遥)の幼なじみ・望月久留美を好演している山下美月。彼女が所属するアイドルグループ・乃木坂46のメンバーとしては初の朝ドラ出演者となり、女優としても評価がうなぎのぼりの注目株だ。そんな彼女が、「逃げるは恥だが役に立つ」「カルテット」など女性視聴者からの支持が高いTBS系「火曜ドラマ」枠への出演を果たしたドラマが「着飾る恋には理由があって」だ。この注目のドラマが12月28日(水)よりTBSチャンネル1で全話一挙放送される。

主人公を演じた川口春奈と横浜流星
主人公を演じた川口春奈と横浜流星

(C)TBSスパークル/TBS

もともと「火曜ドラマ」枠の大ファンだったという山下が本作で演じるのは、川口春奈演じる主人公・真柴くるみの会社の後輩・茅野七海。インテリアメーカー「el Arco Iris」(エル・アルコ・イリス)の広報を担当する24歳だが、仕事も彼氏も「まあまあ」。先輩のくるみに憧れがあり、熱意もやる気もあるものの、それを表に出せない「低温女子」、という役柄。SNSのフォロワーも多く、SNS上では華やかな雰囲気で「着飾る」くるみに対して、茅野は堅実なビジネスファッションで「着飾らない」雰囲気。そんな彼女がいかにして変化していくか、というところも本ドラマのもうひとつの見どころとなる。

(C)TBSスパークル/TBS

そんな茅野に恋心を抱く後輩・秋葉亮を演じるのは人気急上昇中の高橋文哉。若手俳優の登竜門である特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」で主演を務め、若さあふれる芝居で視聴者を魅了した彼は、「着飾る恋には理由があって」でタッグを組んだ新井順子プロデューサー、塚原あゆ子監督と再びタッグを組んだドラマ「最愛」で、主人公の弟を好演。どこか切なさと儚さを感じさせる存在感で、多くのドラマファンを釘付けにした。

入社1年目の新入社員である秋葉はいつもニコニコ、笑顔の絶えない癒し系男子。恋愛運がなくて自己評価も低め。うっかりミスも多く、先輩たちの手を焼かせることもあるが、土壇場で突破力を発揮することもある。本作では、当時の彼より年上の役柄を演じることとなったが、その若さが功を奏し、どこか憎めない秋葉のまっすぐな魅力に直結している。

そんな2人が登場する「el Arco Iris」のオフィスでのシーンは、飯尾和樹(ずん)演じる松下課長がムードメーカーとなっているということもあり、和気あいあいとしながらも、お互いが信頼し合って仕事をしている様子が心地よい。

本編放送中は動画配信サイトで、茅野と秋葉を主人公としたオリジナルストーリー「着飾らない恋には理由があって」が配信されていた。こちらでは、なぜ秋葉が茅野に恋心を抱くようになったのか。そしてくるみを中心に描かれていた本編エピソードの裏側で、茅野と秋葉がいかにしてその恋を育んでいたのかも描かれていた。もし機会があれば、本編と合わせて視聴することをオススメしたい。

文=壬生智裕

この記事の全ての画像を見る

放送情報

着飾る恋には理由があって
放送日時:2022年12月28日(水)11:00~
チャンネル:TBSチャンネル1
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

詳しくはこちら

キャンペーンバナー