シーズンも後半戦に突入し、さらに盛り上がりを見せているプロ野球。「スカパー!プロ野球12球団応援プロジェクト」の各チームの応援団長たちもより一層熱のこもった応援でチームを鼓舞している。
今回は、横浜DeNAベイスターズの応援団長を務めるダーリンハニー・吉川正洋にインタビューを行い、ファンになったきっかけやチームの魅力について語ってもらった。
――ベイスターズファンになったきっかけは?
「小さい頃、父親が出来たての横浜スタジアムによく連れて行ってくれていたんです。最初の頃は大洋ホエールズがあまり強くなかったので『どうかな...』と思っていたのですが、 (カルロス・)ポンセ選手とか(ジム・)パチョレック選手、スーパーカートリオ、田代(富雄)選手たちが躍動する姿を観ているうちにどんどんホエールズの野球に魅せられて、気付いたらファンになっていました。あまり強くなかったのですが、子供ながらに『僕が支えなきゃ!』という思いでどんどんハマっていったという感じですね」
――チームのどんなところに魅力を感じていますか?
「今はとにかくバランスがいいですよね。先発の数もそろっていますし、中継ぎも分厚いですし、打率もセ・リーグの中では良いですし。やっぱり投打がかみ合った時のバランスの良さっていうのは、他のチームには負けない感じがありますね。加えて、苦労人の関根(大気)選手が10年目で大ブレイクしていまして!宮崎(敏郎)選手(※「崎」は正しくは「立さき」)も、牧(秀悟)選手も、桑原(将志)も例年通り打っている中で、関根選手の大ブレイクというのはすごく大きいです」
――ファームの注目選手は?
「(2022年)ドラフト1位の松尾(汐恩)捕手ですね。松尾捕手はファームでけっこう試合に出ていて、いいところでホームランを打ったりして、やっぱりただ者じゃないなと。ドラフト1位のキャッチャーって谷繁(元信)さん以来なので、本当に期待の星です。あと、森(敬斗)選手もスピードや肩があるのですごく期待しています。20歳前後の選手たちが出てきたらより良くなるんじゃないかなって思っています」