新日本プロレスが開催する「G1 CLIMAX 29」が7月6日(土)よりアメリカ・ダラスで開幕する。同大会は、"真夏の最強決定戦"として毎年開催されている大会で、8月12日(月・休)の優勝決定戦まで19日間にわたって行われるヘビー級選手によるシングルリーグ戦。約4週間という大会期間の長さから「プロレス界で最も長く過酷なリーグ戦」ともいわれている。
29回目となる今大会は、大会史上初となるアメリカでの開幕の他、昨年と同様に優勝決定戦などは日本武道館での3連戦で行われ、プロレスファンにとってはまさに"真夏の祭典"となっている。テレ朝チャンネル2では、開幕戦と7月15日札幌大会、8月10~12日の日本武道館3連戦を生中継する。
前回大会の優勝決定戦で棚橋弘至選手と大会史上最長となる35分間の死闘を繰り広げながらも惜敗し準優勝となった飯伏幸太選手にインタビューを行い、今大会に懸ける思いや試合に臨む前の心境、プライベートなどについて聞いた。
――今大会に懸ける意気込みは?
「去年は決勝までいっているので、(今大会は)それがまずは最低条件かなと思っています。去年よりは成績を下げたくないという気持ちがあるので。『この大会に懸けるしかない』という思いで、やる気はめちゃめちゃあります。"令和"一発目のG1でもあるので、そこで優勝できたら最高ですね」
――この大会はご自身にとってどのような大会ですか?
「僕の中では、"世界一過酷で世界一すごい選手が集まるヘビー級のリーグ戦"だと思っています。また、(今大会は)アメリカでG1が開幕するというのは初めてのことですし、すごいことだなって。個人的な目標である『プロレスを広める』ということに関しても、すごくいいことだなと思っています。先日、(「G1 SUPERCARD」で)アメリカのマディソン・スクエア・ガーデンで試合をやった時も、日本でやった時と同じ部分で盛り上がってくれて『新日本プロレスを知ってくれているんだな』ということが分かってうれしかったので、今大会の開幕戦もそういう意味で期待しています」
――試合前は相手選手のファイトスタイルに合わせた練習などをしているのですか?
「2016年から3年間、飯伏プロレス研究所というところで研究をしていたのですが、まぁ(個人的にやっていたので)そういうところは実際ないんですけど(笑)、その研究結果として『僕は研究をすることがダメだな』ということに気が付いたんです。野生感が年々出せていなくなって、計算し過ぎてちょっと失敗しているのかなという部分があって、自分の感覚で闘っていった方が結果に結びつくのかなと。だから、今大会は研究をせずにいきます!」
放送情報
ワールドプロレスリングLIVE2019 G1 CLIMAX 29<開幕戦> アメリカ・テキサス州・ダラス
放送日時:2019年7月7日(日)9:00~
ワールドプロレスリングLIVE2019 G1 CLIMAX 29 北海道・北海道立体育センター・北海きたえーる
放送日時:2019年7月15日(月・祝)18:00~
チャンネル:テレ朝チャンネル2 ニュース・情報・スポーツ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
詳しくはこちら