競技経験者やその競技を愛するタレントが、ゲストに招いた一流アスリートとガチンコでぶつかり合うトーク番組「+(ぷらす)」。
格闘技をテーマにした3月13日(土)、27日(土)の放送回には、RIZINのキャプテン・高田延彦(※「高」は正しくは「はしご高」)と格闘技ウォッチャーで知られるお笑い芸人のケンドーコバヤシがホスト役として出演する。
収録には、2人が今最も話を聞きたいという所英男と井上直樹が登場。現役格闘家のプライベートや今後の展開に向けた重要なコメントを息の合ったコンビネーションで引き出すなど、ゲストを丸裸にしていった。RIZINの2021年を占う意味でも、間違いなくファン必見の番組といえるだろう。
そんな収録を終えたばかりの2人を今回直撃。感想や見どころなどについて話を聞いた。
――収録の感想は?
高田「やっぱり所英男は所英男だったね。いい意味で全く期待を裏切られなかった」
ケンドーコバヤシ「所選手の独特の個性というのがよく出た対談ができたと思います。井上選手も本当に面白かったですよ。僕がいわゆるこういうトーク番組でここまでしゃべり続けたのは初めてかもしれないですね(笑)」
高田「ある意味で空気を読まない図太さがあったね。普通ならさ、場の雰囲気に合わせるじゃない。でも、我々に気を遣って自分を変えてまで答えるというのが2人ともなかったから」
ケンドーコバヤシ「そうですね。それが強さの理由の1個かもしれないですね」
――番組の見どころは?
ケンドーコバヤシ「格闘家はこういう人だっていうステレオタイプのイメージを大きく壊す2人の話を引き出せたかなと思いますんで、その辺りによく注目して見ておいてください」
高田「今日の感じだと多分、所選手はまた大事なポイントで出てくるんじゃないかな。RIZINがいつ、どんな選手でオファーするのか。そして彼はどのオファーなら受けるのか。今日の収録はヒントになるかもしれないね」
ケンドーコバヤシ「井上選手からは、相当な自信を僕は感じました」
高田「今日もすぐにでもタイトルマッチって言葉があったけど、自信だけは絶対に揺るがなかったもんね」
――ケンドーコバヤシさんから高田さんに聞きたいことは?
ケンドーコバヤシ「高田さんはバラエティでも最終的に一言で引き取って俺らを全員コケさせるみたいな、王者の試合をされてますけど、今後もしリタイアした後に自分の立場を脅かすかもしれないという可能性を持った選手はいるんですか?」
高田「リタイアした後。うーん、和田良覚かな」
ケンドーコバヤシ「ははは、なるほど!見た目のインパクトも凄いですしね」
高田「あれでお茶目だから。ギャップがずるいよね」
ケンドーコバヤシ「あのデカさも」
高田「そう。まるっきりゴリラでしょ?」
ケンドーコバヤシ「リングに上がっている3人で何なら1番デカいですからね」
高田「相撲の行司さんていうのはさ、小さい人が多いじゃない?お相撲さんを大きく見せるために。でも和田良覚は違うのよ。選手を小さく見せてどうするんだって(笑)」
ケンドーコバヤシ「恐ろしいですね」
高田「恐ろしいですよ。芸能の世界には来てもらいたくないですね(笑)」
――最後に視聴者へのメッセージをお願いします。
ケンドーコバヤシ「今は入場制限をしている中で限られたお客さんにだけ会場に入ってもらっています。会場でもアナウンスされますが、やっぱり声が出せないんで。大晦日も大声出したい試合がいっぱいで、いわゆる当たり興行というやつですよ、あれは。だから早くみんなで声を出せるようになるといいですねと僕は伝えたいです」
高田「現状ではなかなか難しいとは思うけど、フルバージョンの会場の中でやれる日が早く来ないかなっていうのは本当に思うね。ただ、これはウイルスが相手のことで、我々だけじゃなく日本全国多くの人が我慢して日々生活しているわけだから。贅沢なことは言えない。それでもRIZINとしてもそうだし、その他のスポーツやエンターテイメントが1日でも早く、入れるだけお客さんに入ってもらって。そして、たくさんの人に現場で、ライブで見てもらえるようにね。そういう時代じゃないけど、そういう時が早く来るようにみんなで引き続き頑張っていきましょうよ。だから、その日が来るそれまでは、それまでは今回の放送を見て楽しんでください」
文=安藤康之
放送情報
+(ぷらす) #5
放送日時:2021年3月13日(土)22:00~
+(ぷらす) #6
放送日時:2021年3月27日(土)22:00~
チャンネル:スポーツライブ+
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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