
――作品を経ていくたびに、ご自身の成長を感じるところはございますか?
「いい意味で力が抜けてきたなと思います。昔は成長しようとしていたんですよ。でも今は、ポーズを決めるカットもありつつ、基本的には『そのままの自分でいいや』という感じ。力を入れず、ただ撮られるだけのイメージで臨んでいます」
――今回、一日店長をしている岡田さんのもとに多くのファンがかけつけました。岡田さんにとって、ファンはどんな存在なのでしょうか?
「特に麻雀を見てくださっている方が多いのですが、私が勝っていても負けていても、どんなときでも励ましてくれるので、いつも助けられているなと思います」
――現在、岡田さんは「KADOKAWAサクラナイツ」のプレイヤーとして、麻雀のナショナルリーグ「M.LEAGUE(Mリーグ)」で戦われています。ファンの声援は、そんな岡田さんの力になっているんですね
「そうですね。正直、ずっと麻雀プロを続けていると、負けるのが当たり前になってくるので、自分が勝つとか負けるとか、どうでもよくなってくるんです。そのなかでも、ファンの方からの『勝ってほしい』という言葉があるからこそ、『勝ちたいな』という気持ちになりますね。多分ひとりで戦っていたら、どんどん『負けてもいいや』って気持ちになっちゃうと思います」

――プロ雀士になり、Mリーガーとなった岡田さん。個人としてではなく、チームを背負って戦う麻雀、応援されながら打つ麻雀というのは、それまでの麻雀とは違うものですか?
「個人戦でも、もちろんベストを尽くして戦うんですけど、『勝ちたい』という気持ちの程度は違うなと感じます。やっぱり燃えますね」
――Mリーグの選手として、どんなプレイヤーになっていきたいのか、教えてください
「毎年チームにポイントを持って帰れるように練習をしているので、チームのポイントゲッターになりたいです」

取材・文=浜瀬将樹 撮影=MISUMI
写真集情報
岡田紗佳4th写真集『嶺上開花』
出版社:宝島社
写真:細居幸次郎
判型:A4判
ページ数:112P
ISBN:978-4-299-05518-7
価格:3,850円(税込/通常版)

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